この記事は、「ググって解決しづらかったこと Advent Calendar 2021」の18日目として書かれたものです。
「C」、「Java」、「Python」など。
現在、プログラミング言語はメジャーなものからマイナーなものまでいろいろあります。
さて、そんないろいろなプログラミング言語がある中、一つのプログラミング言語の話をします。
タイトルにもある通り、「Visual Basic .NET」という言語です。「VB6」の実質的な後継言語であり、略して「VB.NET」と呼ばれることが多い言語です。
この略称「VB.NET」ですが、見ていて何か気づかないでしょうか。
この「VB.NET」なんですけど、URLとして判定されてしまう訳なんですね。まあ、クオーテーション付ければいいだけなんですけど。
そんなどう見てもURLな言語のお話になります。
ある日、プログラミング言語について調べようと思い、Googleを使って順番に調べていた時でした。
「VB.NET」と、いつものようにアドレスバーに打ち込むとVB.NET Shopとかいう謎のページが……。
ああ、なるほどアドレスバーに打ったからこいつURLとして判定されてるな、とすぐに思い至ったのは良いんですけどなんかクオーテーション付けるのも負けた気になるな、とよくわからない意地を発揮。
しかし、仕方なく下の検索バーで調べるかと思い入力してもこれもまた同様にVB.NET Shopとかいう謎のページに遷移してしまいます。
Chromeの新しいタブで使われているGoogleの検索バーをよく見てみると……。
Googleで検索またはURLを入力
Google君、普通の検索バーでもURL検索に対応しているのね……。
ちなみに、Chromeの新しいタブではない普通のGoogleでは対応していないようです。何故……。
まあきっとこういう問題もあるからリリースされてから3年で製品名称から「.NET」がさらっと外されていたりしたんでしょうね。
以上、プログラミング言語の名前がどう見てもURLな「VB.NET」とかいう単体で検索しにくい言語のお話でした。クオーテーションで解決する話なんですけどね。
ちなみに「ASP.NET」は該当のサイトがなかったのかMicroSoftのASP.NETのページに飛ばされます。
「ADO.NET」は接続できません。
「VisualBasic.NET」はプログラミング関係の何かのサイトに飛びます。
何もわかってないサイトに直に飛ぶのあまりよくないとは思うんですけどね……。
蛇足にはなりますが、「Visual Basic」の略称「VB」は他の略称が多く、検索したときに他の略称と競合する場合があります。(Virus BusterでVBとかですね)
そちらに関しては@yajuさんが調べてくださってますので合わせてご覧ください。
ネットでVisual Basic関連を検索する時に除外する略名群
ということで「VB.NET」どころか「VB」だけでも検索しづらい悲しい言語のお話でした。