はじめに

パーミッションの確認

lsコマンドでファイルのパーミッションを確認します。

$ ls -l

drwxr-xr-xみたいなやつが権限設定を表します。

先頭のdはディレクトリであることを表しています。
あとは、所有者と、グループユーザーと、その他のユーザーの3パターンの権限を表します。
drwxr-xr-xは以下の状態になります。

	所有者（u）	グループユーザー（g）	その他のユーザー（o）
d	rwx	r-x	r-x
ディレクトリである	読み出し、書き込み、実行の許可	読み出し、実行の許可、書き込みの不許可	読み出し、実行の許可、書き込みの不許可

rwxを8進数の数字で表す場合は以下のようになります。
0は権限なし、1は権限ありとなります。

所有者だけに操作を許可する場合は、
rwx------で111000000で700になります。

指定したファイルに所有者の書き込み権限を付ける

$ chmod u+w test.txt

指定したファイルの所有者の実行権限を外す

$ chmod u-x test.txt

または8進数の数字でまとめて指定する

$ chmod 700 test.txt