目的
Railsで作成したアプリにjQuery
を導入する。
開発環境
macOS: Big Sur
Rubyバージョン: 2.6.5
Railsバージョン: 6.0.0
前提
- アプリが作成されている。
- アプリ名は
test-app
とする。
手順
前置き
Rails6から標準装備されているWebpacker
を利用することでGem無しでインストール可能です。
jQueryのインストール
それでは早速始めていきます!
まずjQuery
をインストールしましょう!
ターミナル
% yarn add jquery
Webpackの設定
次にWebpack
の設定を変更します。
下記のコードを追記しましょう!
config/webpack/environment.js
const { environment } = require('@rails/webpacker')
// 以下追記
const webpack = require('webpack')
environment.plugins.prepend('Provide',
new webpack.ProvidePlugin({
$: 'jquery/src/jquery',
jQuery: 'jquery/src/jquery'
})
)
// ここまで
module.exports = environment
application.jsの設定
続いてapplication.js
の設定です!
javascript/packs/application.js
//省略
require("@rails/ujs").start()
require("turbolinks").start()
require("@rails/activestorage").start()
require("channels")
require('jquery')
//省略
これでjQuery
が導入できました!
確実に導入できているか、確認も行っていきましょう!
テスト用ファイルの作成
それでは、実際にテストを行ってみます!
test.js
ファイルを作成し、以下のように記述してください!
app/javascript/test.js
$(function() {
console.log("test");
});
ファイルの読み込み
先程作成したファイルを読み込むための記述をします!
app/javascript/packs/application.js
//省略
require("@rails/ujs").start()
require("turbolinks").start()
require("@rails/activestorage").start()
require("channels")
require("jquery")
require("test.js")
//省略
最終確認
アプリを立ち上げて、コンソールにtest
の文字が表示されていれば成功です!
最後に
以上でjQuery
の導入が完了しました。
手軽に導入できるので、ぜひ試してみてください。
では。