はじめに
本記事では、Claude CodeのVSCode拡張をAWS Bedrock経由で利用できるようになるまでの手順を解説します。
以下のような方を対象としています。
- Claude CodeをVSCodeで利用したい方
- Bedrock経由でセキュアに利用したい方
- 環境構築でつまずきたくない方
全体像(アーキテクチャ)
今回構築する構成は以下の通りです。
VSCode(Claude Code拡張)
↓
ローカル環境(AWS認証情報)
↓
AWS Bedrock
↓
Claude(Anthropicモデル)
ポイント
- Claude APIを直接使用せず、Bedrockを経由します
- IAMによるアクセス制御が可能です
前提条件
事前に以下を満たしておく必要があります。
- AWSアカウントを保有している
- AWS CLIがインストール済みである
- AWS CLIの認証設定が完了している
Claude Code VSCode拡張とは
VS Code 拡張機能は、
Claude Code 用のネイティブグラフィカルインターフェースを提供し、
IDE に直接統合されています。
これは VS Code で Claude Code を使用する推奨方法です。
環境構築手順
1. Bedrock側の設定
1.1 ユースケース申請
AWSマネジメントコンソールからユースケース申請を実施します。
※既に実施済みの場合は、改めての申請不要です。
2. IAM(権限)設定
Bedrockを利用するための権限を付与します。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Action": [
"bedrock:InvokeModel"
],
"Effect": "Allow",
"Resource": "*"
}
]
}
3. AWS CLI設定
3.1 通常設定
aws configure
3.2 SSOを利用する場合
aws configure sso
3.3 プロファイル確認
aws configure list-profiles
4. VSCode拡張の導入
- VSCodeを起動します
- 拡張機能から「Claude Code」を検索します
- インストールします
5. VSCode側の設定
5.1 settings.json に環境変数を追記する
Claude Code拡張をBedrock経由で動作させるために、VSCodeの settings.json に以下を追記します。
設定手順
- VSCodeのコマンドパレットを開きます(Windows/Linux:
Ctrl+Shift+P、macOS:Cmd+Shift+P) -
Preferences: Open User Settings (JSON)を選択します - 開いた
settings.jsonに以下を追記します
{
"claudeCode.environmentVariables": [
{
"name": "CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK",
"value": "1"
},
{
"name": "AWS_PROFILE",
"value": "default"
},
{
"name": "AWS_REGION",
"value": "us-west-2"
},
{
"name": "ANTHROPIC_MODEL",
"value": "global.anthropic.claude-sonnet-4-6"
}
]
}
設定項目の意味
-
CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK: Bedrock経由での利用を有効化します(1で有効) -
AWS_PROFILE: 利用するAWS CLIプロファイル名を指定します -
AWS_REGION: Bedrockを利用するリージョンを指定します -
ANTHROPIC_MODEL: Bedrock上で呼び出すモデルIDを指定します
6. 接続確認
VSCode上でClaudeに対してプロンプトを送信し、レスポンスが返ることを確認します。
なぜBedrock経由で使うのか
Bedrockを利用する主なメリットは以下の通りです。
- IAMによるアクセス制御が可能
- 組織単位でのガバナンスを効かせられる
まとめ
本記事では、Claude CodeのVSCode拡張をBedrock経由で利用する手順を解説しました。
ポイント
- Bedrockのモデルアクセス確認が重要
- リージョンとIAM権限に注意
- VSCodeとAWSプロファイルの整合性を取る
Bedrock経由で利用することで、セキュアかつ統制された形でClaudeを活用できます。