re:invent参加中です。
今は現地で朝4時ですが目が覚めてしまったので、初日のセッション参加レポートを書きます。
参加したのはこちらのセッション。
「ABD302 - Real-Time Data Exploration and Analytics with Amazon Elasticsearch Service and Kibana」
ElasticSearchとKibanaは2年くらい前にハンズオン参加して少し使ってみただけくらいでその後触れることはなかったのですが、今回ちょうど時間と場所が自分の予定と合ったので参加してみることにしてみました。
機能紹介
まずはAWS Elasticsearch Serviceってこんなものですよという紹介から。
次にElasticsearchではprimary shardとreplica shardが作られ、各インスタンスに分散して配置されるという説明がありました。
レポート書きながらどういうものなのか復習してみると、まさに以下のサイトでまとめられている内容ですね。
https://medium.com/hello-elasticsearch/elasticsearch-afd52d72711
おそらくElasticsearch慣れている方には一般的な話だったのではないかなと思います。
あとは、こういうユースケースではこういうアーキテクチャですという説明や、その一例としてWebアプリのログをKibanaで可視化したデモがありました。デモはJMeterで負荷をかけて数値が増えてますねというオーソドックスなシナリオでしたので目新しさはなかったです。
ここまでだと、ElasticsearchServiceの基本を紹介するセッションなのかな?という印象でした。
実運用で使うときのサイジングの目安
ここが個人的にはすごくよかったです。
実際に実運用で使おうと思った際に自分として一番不安になる点がノウハウとして共有されているのはすごく価値がありました。
自分自身あまり理解できていない部分も多いのですが、リファレンスになりそうなのでスライド載せておきます。
インスタンス数
shards数
インスタンスサイズ
想定するアクセスは書き込みor読み込みどちらが多いのか
マスターノードの推奨インスタンスサイズ
セキュリティ
publicアクセス可能にした場合はIAMでのユーザ・アクセス元制御をしましょうという話からの・・
[NEW] VPCサポート
ここで新機能がさらっと出てきました!!
ElasticsearchServiceがVPCの中(Privateな環境)に配置できるようになりましたよという話。
あまりに聞いている人の反応が薄いので以前から発表されていたのかな?と思いましたが、どうやらそうではないようです。
監視
Cloudwatch Alarmの設定例
これも個人的にはすごくためになる情報でした。監視しておくべきポイント・最初の目安となる判断基準があるのはよいことです。
感想
正直時間余ったので出てみるか、というくらいで直前に席を予約して参加したセッションではあるのですが、実案件適用の際にためになる情報があつまっているのは素晴らしいことだと思います。あと、こんなにしれっと新発表していいのですか?という気持ちになりました(keynoteで発表あるのかな・・?