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未経験からSESに転職した2021年を振り返る

Last updated at Posted at 2021-12-31

今年ももう大晦日ですね。

私は今年からエンジニアになりました。
SES・受託開発の企業で、現在はSESとして案件に参画しています。

どちらかというとネガティブなイメージが強いSESですが、
どんな一年だったかを振り返ってみようと思います。

これから未経験からエンジニア転職する際の何か参考になると嬉しいです。

結論、めっちゃ楽しい1年だった

ありがたいことに、開発させてもらってます。
チケットから仕様を理解して開発させてもらってます。

その反面悩みすぎて少し仕事をお休みしたり、とても辛い部分も大きかったです。

ざっくりこんな一年でした。

1月

通っていたスクールを卒業した🎉

転職活動が本格化

書類選考落ちや、返答すらないがほとんどだった

2月

引き続き就活
Twitterで現職のCEOからお誘いもらい、面接に進んだ
面接を経て、内定をいただいた。

企業はこんな感じ↓

  • 10人規模のベンチャー
  • SES・受託開発
  • フルリモート(案件先に端末取りに行くとか、必要なこと以外まじで出社してない)
  • CEO CTOがいて、二人ともエンジニア
3月

現職に進むことを決めた

vueのキャッチアップをしておくと良いかもと共有があったので、
Udemy講座を買ってみた

4月

エンジニアとして働き出した🎉
受託の案件に携わることになった

右も左も分からない状態で、ポートフォリオ作ってた時当たり前にやってたこと(ブランチ切るとかプルリク出すとか)すら
ドキドキした

(結果、全く関係ないブランチにプルリクを出し、エンジニアライフ初のプルリクはヤンキープルリクと命名されることになった)

vueは2週間くらい触った程度だけど、「あ、全然行けますよ感」出して話してたらフロント側にアサインとなった(これは今でも良かったと思ってる)

やれることが少なく、とにかくタスクは貪欲に取りに行った(cssの修正とか)

5月

css修正や、ロジックのバグ回収をひたすらやった気がする

mapとかfilterをちょこちょこ触り始める

先方への進捗共有をしだしたようなしてないような

6月

ひたすら画面の修正した。

paizaのCランクが解けなくて焦り、paizaを始めた

emit propとかwatchとか、vueのお作法にちょっとずつ慣れてった

動的な配列操作ができてアガッた覚えがある

nuxt完全に理解したみたいな感じになった

7月

正社員となった🎉

主にRailsとNuxtを使用している案件にSESで参画することになった。担当はフロントもバックエンドも両方
(しかもフロントバックエンドどちらもテストコードを書いてた)

やった!!フロントタスクや!!あ、Jest書いたことなかった😇はめっちゃ覚えてる
フロント側のテストは書き方がわからず、かなり苦戦した

初めてpaizaB解けた🎉

8月

引き続き緊張してたなあ、
案件先の人とどう接したらいいかわからなくて、ちょこちょこ悩んでいった
このくらいのことは知ってて当然なんじゃないかとか、聞いてもいいことなのだろうかとか
いろいろ悩みがあった

期日マストと言われたタスクが期限内に完成せず、とても申し訳ない気持ちに襲われた
代わりに指示されたタスクもうまくこなせず、どんどん思い詰めて行った

テストが書けなくて悩んでたところ、テスタビリティについて知り、コードの書き方がかなり変わった
そこからテストが書きやすくなっていき、システムの改修しやすさを気にするようになった

9月

結果、病んだ(今だからこう書けるけど、当時はデスクの前にも座れず、何も考えられなかった)

少しお休みをいただき、仕事から離れた
落ち着いてからいろいろ振り返ってみた

  • 仲間ではないと思い込んでただけで、壁を作っていたのは自分だったと気づいた
  • 歴ある人でもそこそこ自分が聞くか迷うレベルのことを聞いてたことに気づいた。(すんません、めちゃくちゃお恥ずかしい質問なのですが、、、←これ最強)
  • 圧倒的に会話が少なかった。(当時はデイリーの報告程度の会話しかなく、雑談のような日常会話がなかった)

上記に気づいたあたりから少しずつ先方と打ち解けていったような気がする

10月

現場で役立つシステム設計見て、db設計について少し学ぶ。案件先のバックエンドもそうなってることに感動した

この辺から先方への抵抗は無くなってた

SESとして参画するから、何らかの形でプロパー以上にギブする方が良さそうと思い出した(技術に限らずコミュニケーションとかでも)

デイリーでちょっとずつ自分のユーモアをだして、案件先の人が笑ってくれるようになった

11月

参画先から評価をいただく機会があった。
結果、名指しでとても助かっていますという評価をいただけた。(これはめちゃくちゃ嬉しくてスクショ撮った)

そして、案件先の新しいプロジェクトに参画することになった

12月

新しいプロジェクトの画面構成から、仕様を検討したり、引き続き前のプロジェクトのタスクをやってます。

開発できるかどうか、これを大事にしてほしい

こんな感じの一年でした。

実は転職活動開始時、自社開発に入りたいなという風に思ってました。
(Twitterとかで活躍されてる方はなんとなくですが、自社開発のイメージがあったし、やっぱりかっこいいよなと)
いわゆる「見栄」を張りたかったのです。

ですが、別のエンジニアコミュニティの飲み会とかで話を聞いていると、自社開発だってレガシーな技術のところもあるし、
SESだってモダンな技術で開発できるとこはあるという話を聞くことがありました。

そこから、何系の企業に入った!!ということより、開発できる企業に入った!!ことが大事なんじゃないかと思いました。

結果として、SES・受託系の企業に入りましたが、開発できた1年で私はとても満足しています。
少し下世話な話、未経験時代に落ちた企業さんからもスカウトをいただいたりと、ちょっとずつお話をいただくようになりました。

フルリモートだって、デメリットがある

会話量は減ることが1番のデメリットかなと思ってます。
もちろん、苦にならない方もいらっしゃると思いますが、私にとっては溜め込みやすく孤独感を覚えやすかったなと思います。

他の会社でもフルリモートでは雑談の機会を設けるところはあるようで、私もSlackのハドル機能を使って同僚の方と会話しながら開発したりしています。

これだけでも結構気持ちは楽になるので、ハドルでたわいもない雑談することは結構おすすめです。
(なにより、ハドルのボタンクリックだけで会話できる手軽さがめっちゃいい)

最後に

いつ振り返ってもエンジニアになって良かったと思うくらい、エンジニアは楽しいです。
(その分めっちゃ大変だけど)

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