はじめに
こんにちは!@nyakako13 です。
Github Actionsのworkflow実行時のwarningを消す時に調べたことをまとめます。
前回の続き?です。
やりたいこと
下のwarningを消したい。
解決方法
.ymlファイルの該当アクションの参照方法をメジャーバージョンのタグ指定からコミットSHA指定に変更することで改善しました。
アクションの@以降は指定方法がいくつかあります。
- タグ名(メジャーバージョン、マイナーバージョン等)←これが多い
- ブランチ名
- コミットSHA
改善前
- name: Deploy to Firebase Hosting
uses: FirebaseExtended/action-hosting-deploy@v0
改善後
- name: Deploy to Firebase Hosting
uses: FirebaseExtended/action-hosting-deploy@vac8041b3b04337509168113bf98b95879df22322
原因
該当アクション(FirebaseExtended/action-hosting-deploy)内で使われているアクションのnodeバージョンが低いことがwarningの原因でした。
対応済のコミットはあるものの、まだ、リリースはされていませんでした。
また、このアクション(FirebaseExtended/action-hosting-deploy)のメジャーバージョンタグ(@v0)は最新のリリースにも対応していませんでした。
はじめはv0の指定でv0.7.1が自動的に適用されると思っていましたが(メジャーバージョンが一緒なので)、メジャーバージョン指定が最新のリリースと一致するかはアクションの提供側次第のため、今回は一致していません。
また、最新のリリースがv0.7.1だったのでuses: FirebaseExtended/action-hosting-deploy@v0.7.1
で改善できると思っていましたが、対応済みのコミットはまだリリースタグがついてなかったのでコミットSHAで指定し、やっと改善できました。
v0とv0.7.1が違うコミットを指しています(2024/04/24現在)
よく使うcheckoutアクションでは最新のリリースとv4タグが同じコミットを指しています。(2024/04/24現在)
感想
ちょっとした疑問から調べていましたが、なんとなくしていたアクションのバージョン指定も奥が深く、githubのタグやリリースについても勉強になりました。
GithubActions公式のアクションではメジャーバージョンのタグ指定でも大きなトラブルはなさそうですが、サードパーティ製のアクションではマイナーバージョン指定やコミットSHA指定も視野にいれていこうと思います。
アクションのバージョン指定方法についてのメリット、デメリットはこちらの記事がとても参考になりました。
おわりに
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参考