経緯
npm run deploy で GitHub Pages にお手軽デプロイでnpmにgh-pages
というパッケージがあることを知りました。
やりたいこと
package.json
がないような、例えばJavaScript以外の言語のプロジェクトでも対応できます。
これの方法で、各種ドキュメント生成ツール、例えばC/C++のDoxygenとかHaskellのHaddockで自動生成されたhtmlファイルとかをGitHub Pagesで簡単に公開できます。
(git submodule ...
とか面倒なことは一切不要です!)
やりかた
1. npm
をインストール
各自で自分のOSにあった方法でnpm
コマンドが使えるようにインストールしてください。
2. gh-pages
をインストール
gh-pages
をコマンドとして使うのでグローバルにインストールしてしまいます
npm install -g gh-pages
3. 好きなディレクトリをGitHub Pagesに上げる
以下のコマンド好きなディレクトリをルートとしたGitHub Pagesとなります
gh-pages -d <GitHub Pagesにしたいディレクトリのパス>
これで完了です。「Published」と出力されたら無事にpushできている思います。
その他
コミットメッセージを変える
デフォルトのコミットメッセージが「Updates」なので、それを変えるには-m
オプションでできます
# 例:
gh-pages -m "[AUTO] Update document" -d <GitHub Pagesにしたいディレクトリのパス>
CIを回らないようにする
Travis CIなどのCIを回しているときに、Pushをトリガーに自動的にテストが始まるのを止めたいときがあります。
そんなときは、以下のようにコミットメッセージに"[ci skip]"
を含めるといいです。
# Travisのときの例:
gh-pages -m "[AUTO] [ci skip] Update document" -d <GitHub Pagesにしたいディレクトリのパス>