■0.はじめに
以下の資格を取得しました。
Microsoft Certified : Azure Solutions Architect Expert(AZ-305)
Azureの資格としては、Microsoft Certified: Azure Administrator Associate(AZ-104)に続いての取得で、Expert系はお初でした。
この合格体験記が今後、本資格取得を目指している方に多少なりとも参考になれば幸いです。
記載しております内容は、資格を取得した2026年3月頃の情報を元にしておりますことご承知おきください。
■1.Microsoft Certified : Azure Solutions Architect Expert(AZ-305)とは?
こちらより引用。
Microsoft Azure ソリューション アーキテクトは、次のような、Azure で実行されるクラウドおよびハイブリッド ソリューションの設計に関する専門知識を持っています。
- Compute
- ネットワーク
- Storage
- 監視
- セキュリティ
このロールの責任には、利害関係者へのアドバイスと、ビジネス要件を Azure Well-Architected フレームワークおよび Azure 向けのクラウド導入フレームワークに従った Azure ソリューション設計に変換することが含まれます。 このロールでは、次を含む他のさまざまなジョブ ロールと提携して、Azure 上でソリューションを実装します。
- 開発者向け
- 管理者
- セキュリティ エンジニア
- データ エンジニア
この試験の受験者は、ネットワーク、仮想化、ID、セキュリティ、ビジネス継続性、ディザスター リカバリー、データ プラットフォーム、ガバナンスを含む IT 操作の各種方面についての経験と知識が卓越している必要があります。 各分野での意思決定がソリューション全体に与える影響を管理する必要があります。 さらに、次の経験が必要です。
- Azure の管理
- Azure の開発
- DevOps プロセス
スキルの概要
こちらより引用。
ID、ガバナンス、および監視ソリューションを設計する (25 から 30%)
ログと監視のためのソリューションを設計する
- ログ ソリューションを推奨する
- ログをルーティングするためのソリューションを推奨する
- 監視ソリューションを推奨する
認証と認可のソリューションを設計する
- 認証ソリューションを推奨する
- ID 管理ソリューションを推奨する
- Azure リソースへのアクセスを承認するためのソリューションを推奨する
- オンプレミス リソースへのアクセスを認可するためのソリューションを推奨する
- シークレット、証明書、キーを管理するソリューションを推奨する
設計のガバナンス
- 管理グループ、サブスクリプション、リソース グループの構造と、リソースのタグ付けの戦略を推奨する
- コンプライアンス管理のソリューションを推奨する
- ID ガバナンスのソリューションを推奨する
データ ストレージ ソリューションを設計する (20 から 25%)
リレーショナル データ用にデータ ストレージ ソリューションを設計する
- リレーショナル データを格納するためのソリューションを推奨する
- データベース サービス レベルとコンピューティング レベルを推奨する
- データベースのスケーラビリティのためのソリューションを推奨する
- データ保護のソリューションを推奨する
半構造化および非構造化データのデータ ストレージ ソリューションを設計する
- 半構造化データを格納するためのソリューションを推奨する
- 非構造化データを格納するためのソリューションを推奨する
- 機能、パフォーマンス、コストのバランスを考慮したデータ ストレージ ソリューションを推奨する
- 保護と持続性に対応するデータ ソリューションを推奨する
データ統合を設計する
- データ統合用のソリューションを推奨する
- データ分析用のソリューションを推奨する
ビジネス継続性ソリューションを設計する (15 から 20%)
バックアップとディザスター リカバリーのソリューションを設計する
- Azure とハイブリッド ワークロード向けにリカバリの目的を満たすリカバリ ソリューションを推奨する
- コンピューティングのバックアップと回復のソリューションを推奨する
- データベースのバックアップと回復のソリューションを推奨する
- 非構造化データのバックアップと回復のソリューションを推奨する
高可用性向けの設計
- コンピューティング向けの高可用性ソリューションを推奨する
- リレーショナル データ向けの高可用性ソリューションを推奨する
- 半構造化および非構造化データ向けの高可用性ソリューションを推奨する
インフラストラクチャ ソリューションを設計する (30 から 35%)
コンピューティング ソリューションを設計する
- ワークロード要件に基づいてコンピューティング ソリューションのコンポーネントを指定する
- 仮想マシンベースのソリューションを推奨する
- コンテナーベースのソリューションを推奨する
- サーバーレスベースのソリューションを推奨する
- バッチ処理向けのコンピューティング ソリューションを推奨する
アプリケーション アーキテクチャを設計する
- メッセージング アーキテクチャを推奨する
- イベント ドリブン アーキテクチャを推奨する
- API 統合のソリューションを推奨する
- アプリケーションのキャッシュ ソリューションを推奨する
- アプリケーション構成管理ソリューションを推奨する
- アプリケーション用の自動化されたデプロイ ソリューションを推奨する
移行を設計する
- Azure 向けの Microsoft クラウド導入フレームワークを利用した移行ソリューションを評価する
- オンプレミスのサーバー、データ、アプリケーションの移行を評価する
- サービスとしてのインフラストラクチャ (IaaS) とサービスとしてのプラットフォーム (PaaS) にワークロードを移行するためのソリューションを推奨する
- データベースを移行するソリューションを推奨する
- 非構造化データを移行するソリューションを推奨する
ネットワーク ソリューションを設計する
- Azure リソースをインターネットに接続する接続ソリューションを推奨する
- Azure リソースをオンプレミス ネットワークに接続する接続ソリューションを推奨する
- ネットワーク パフォーマンスを最適化するソリューションを推奨する
- ネットワーク セキュリティを最適化するためのソリューションを推奨する
- 負荷分散とルーティング ソリューションを推奨する
■2.私が行った試験対策
いつもワンパターンで恐縮ですが...
1.Microsoft LearnのAZ-305のコースを一通り受講
コース AZ-305T00-A: Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの設計 - Training | Microsoft Learn
まずはこちらのコースを一通り読み込み、ざっくりと求められる知識範囲を把握しました。
2.Udemyの試験対策講座、試験対策問題集を受講
Udemy Businessを所属会社で契約しており、無料で受講することができました。
(これがないと受かるために必要な労力は何倍にもなりそう...というか無理かも...)
- まずは試験対策講座を1講座受講
- 試験対策問題集を1講座受講
- 問題集の解説から理解が不足している箇所はMicrosoftサイトの該当ページで復習
- 3種類ある問題集を9割以上正解できるまで繰り返し解く
- 今回は受講できなるのがもう1講座あったが口コミがあまりよくなかったので1講座のみとなったが、後で振り返ると1講座のみだと知識が偏ってしまった感があったので受けておいた方がよかったかも...
■3.受験した感想
想定していたよりも難しく感じたというのはいつものことなんですが...
あと1問落としていたら不合格だったであろうギリギリでの合格であったことも示している通り、めっちゃ!難しかったです。
あまりにも感触がなさ過ぎて、途中で
"あっ...これ落ちるな"
"次はいつ受けようか"
"にしても次に向けてどう対策すればよいのか..."
と半ば諦めそうになりましたが、最後まで心折れずに粘り続けたことでギリギリ合格点に達したような気がします。
Udemyの試験対策問題集の口コミでは2割ぐらいは同じまたは似たような問題が出るとのことでしたが、私の体感ではせいぜい1割強ぐらいで、正直初めて聞いた用語もかなりありました。
全く初見の用語も多くあった中で、前回使わなかったMicrosoft Learnが大いに役に立ち、そこで拾えた得点もそこそこあったように思います。
歯が立たなくても諦めずにMicrosoft Learnで検索することをお勧めします。
私は現テーマでAzureを使用しておりますが、実務経験がなくても取得は十分に可能だと思います。
ただし、私の場合これの前に取得したAZ-104の知識ベースがあったことが大きく、他のAssociateレベルの資格も含めて先に取得しておくと合格への道はそれほど険しくはないのかなと感じた次第です。
以上