前書き
Centos8では、sysstatによるシステムリソースの収集間隔を管理するファイルが変更になっていました。
これは、sysstat-collect.service
としてSystemdの管理下なったからのようです。
その対処法を備忘録として残します。
対処法
環境
- CentOS Linux release 8.0.1905 (Core)
- sysstat-11.7.3-2.el8.x86_64
対応
以下のコマンドで2行記載すればOKです。
$ sudo systemctl edit sysstat-collect.timer
[Timer]
OnCalendar=*:00/01 ---★ 収集間隔はここを変更する(ここでは1分毎)
なお、systemctl edit
で変更した場合は、systemctl daemon-reload
の実行は不要です1。
余談
ちなみに、収集したシステムリソースをレポート形式に変換する仕組みも、sysstat-summary.service
としてSystemdの管理下になりました。
変換タイミングは翌0時7分がデフォルトなので、こちらも変更するのであれば同様の方法で修正します。
$ sudo systemctl edit sysstat-summary.timer
[Timer]
OnCalendar=00:01:00 ---★ 変換タイミングはここを変更する(ここでは0時1分実行)
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systemdで既存のunitを編集する2つの方法を参考にさせていただきました。 ↩