いくつか参考になりそうなweb記事があったのですが,自分の力量が足りず,なかなか成功しませんでした。今回,やっとうまくいった手順を書き記しておきます。
目的
Ubuntu 20.04 focalベース
自分のMacBook用に,以下をカスタマイズ
- Broadcom WiFiドライバーを仕込む
- chrome等,好みのパッケージを含む
- できる限りかんたんに日本語対応させる
確認した環境
MacBook Pro 15 Mid 2014 w/ Big Sur 11.6.1
VMware Fusion Player 12.2.1
概要
以下を参考に,スクリプトを作成しました。
参考[1]
参考[2]
debootstrap / chroot / apt を用いて,システムを構築します。mksquashfsで圧縮し,xorrisoでisoに変換します。
作成手順
以下からスクリプトを入手します。
以下を実行します。作業ディレクトリに focal.iso
が出来上がります。
sudo ./build.sh
今後の課題?
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出来上がるisoには,
/home/ubuntu
ディレクトリーがありません。起動したときに動的に作られるようです。いわゆる「オレオレファイル」を置く場所は,/etc/skel
など,他に考える必要がありそうです。 -
出来上がった iso を起動すると,「のインストール」という言葉足らずなアイコンがデスクトップに現れます。ubiquityですね。イマイチですね... でも修正する方法がわかりません...
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公開されている
ubuntu-ja-20.04.1-desktop-amd64.iso
をベースに改造を加えていく方法も良さそうですが... 今の私には逆にそちらのほうが難しかったです。参考[1]にならい,何もない状況から構築するようにしました。 -
persistenceなlive環境ができるかは試せていません。
更新
- 2022/1/15
chroot_build.sh
も修正しました。 - 2022/2/8 1本のスクリプトにして,Githubに置きました。