はじめに
シルバーウィークを生贄に捧げることで Google Cloud認定 Professional Cloud Architectを取得しました。
これでプロを名乗っても恥ずかしくないエンジニアになりました。
自信を持って技術選定に携われます。
完走した感想
普通に難しかったです。
PCAは暗記ではなく設計判断を問う問題が多いので、「動くけど冗長」な選択肢を省く必要があります。
特徴として、ケーススタディとして架空の会社にソリューションを説明する問題が出題されます。
公式ページでは4つの架空の会社について予習することができますが、技術スタックが非常に幅が広いので実務経験だけではカバーしきれません。
ある会社ではGKEでレイテンシ削減、ある会社ではGCEでセキュリティ重視など、温度差が激しいのでコンテキストスイッチのオーバーヘッドが大きいです。
AI時代だからこそ価値が上がる資格だと思っている
正直、今の時代はLLMにterraformを書かせれば誰でもそれっぽい構成のインフラを構築できてしまいます。
しかも大体正しいです。ここはもうAIがやる領域になったのでしょう。
しかし、
- 与えるコンテキストの調整
- 技術選定理由を説明する
この二つはまだ人間の役割です。AIに任せる前と後の段階を指しており、将来的に範囲は変動するでしょうが、両端は存在し続けるはずです。
この部分の信頼性を底上げするための試験として適している、というのが僕の感想です。
素人とプロがいたとして、双方に同じLLMを渡したとき、より速く正確にシステムを構築できるのは間違いなくプロでしょう。そして、その差は時間とともに残酷なまでに開いていくのだと感じることがあります。
LLMは賢いですが、コンテキストの渡し方次第で大きくパフォーマンスが変わります。正しく与えればほぼ満点、間違えれば及第点、知識のある人はここのムラを抑えることができます。
ムラというものは製造過程においてムリ、ムダに並んで防ぐべきものです。
ムラはレビューの範囲と手間を際限なく広げうるものです。それこそがAI Slopの正体ではないでしょうか。
