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【おいしいラズベリーパイのせかい。】ラズベリーパイの下準備

Last updated at Posted at 2024-08-03

はじめに

この記事では、ラズベリーパイ(Raspberry Pi)のOSインストールから使い始めるまでをまとめました。

材料の用意

ラズベリーパイを調理するのに必要なものを用意しましょう。

  • Raspberry Pi4 4GB (今回利用するもの。Pi3・Pi5でも可)
  • microSDカード (32GB以上を推奨)
  • 電源ケーブル (USB Type-Cのスマートフォン用充電器でも可)
  • パソコン (Windows・macOS・Linuxなんでも可)

「Raspberry Pi Imager」をダウンロードしよう

まず、「Raspberry Pi Imager」をパソコンにダウンロードします。

URLにアクセスして、少しスクロールすると ↓ が出てきます。
image.png

ここで自分のパソコンにあった「Raspberry Pi Imager」をダウンロードします。

ダウンロードして、起動すると、こんな画面が出てきます。
image.png

このソフトを使って、OSをインストールします!

OSをインストールしよう

さっきダウンロードしたソフトを使って、ラズベリーパイのOSをインストールします。
パソコンにmicroSDカードを接続したら、以下のように選択していきます。

  • Raspberry Piデバイス
    使いたいデバイスを選択しましょう。「No filtering」でもOK (たぶん)
  • OS
    UbuntuとかRetroPieとかいろいろあります。
    ここでは、「Raspberry Pi OS (64bit)」を選択します。
  • ストレージ
    接続したmicroSDカードを選びます。

全部選択して、「次へ」をクリックするとWould you like to apply OS customization settings?とでてきます。

ここで「設定を編集する」を選択すると、↓ が出てきます。
image.png
ホスト名・ユーザー名・パスワード・Wi-Fiが設定できます。

ホスト名は、SSHで接続するときにわかりやすい名前を設定しておきましょう。
ユーザー名・パスワードは、デフォルトのPiから変更することを推奨します。
Wi-Fiはあとからでも設定できますが、ここでやっておくと楽です。

SSHを使う方は、サービスタブから「SSHを有効化する」にチェックを入れておきます。
鍵の設定もここからできる!

設定が終わったら、「保存」!

OSのインストール開始

いろいろな設定を終えたら、いよいよOSのインストール開始です。
設定の保存をしたら、Would you like to apply OS customization settings?にまた戻ります。
OSのインストールを開始するには「はい」をクリックしましょう。
「SDカードのデータがすべて消えるけれどいいの?」を聞かれるので良ければ「はい」を選択。

OSのインストールが始まりました!

ラズベリーパイを起動させよう

OSのインストールが終わると、microSDカードが取り外せるようになります。
取り外したらラズベリーパイのUSBポートの反対側にmicroSDカードを入れます。

セットできたら電源ケーブルを挿します。

ラズベリーパイ本体のランプが点灯して、起動しました!

下準備の完了

あとは、キーボード・マウス・ディスプレイに繋げたり、SSH接続したりして好きなように調理しましょう!

おまけ:ラズベリーパイにSSH接続してみる

パソコンからラズベリーパイにSSH接続をしてみます。
SSH接続する前に、パソコンとラズベリーパイが同じネットワークに接続されているか確認します。違ったら接続できません。

  • SSH接続するためのターミナルを起動します。
    Windowsの場合:「Winロゴ+R」を押し、「cmd」を入力
    macOSの場合:Launchpadから「ターミナル」を起動

起動したら、以下のコマンドを実行します。

ssh user@host

user部分には、「OSをインストールしよう」で設定した「ユーザー名」を入れます。
host部分には、「ホスト名」を入れます。

実行すると、英文が出てきます。怖くないので「yes」を入力しましょう。

user@host's password:

↑ が出てくるので、「OSをインストールしよう」で設定したパスワードを入力。
文字を打っても画面には表示されませんが、そのまま打ってください。入力後は「Enter」。

スクリーンショット 2024-08-03 193027.png

画像のようにuse@host:~ $と表示されたら成功です!

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