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【初心者向け】Java変数のデータ型~基本データ型~

Last updated at Posted at 2024-02-22

:ledger:基本データ型(プリミティブ型)

整数や実数といったを格納するための仕組みです。
Javaでは基本データ型に属するのは8種類しかありません。

概要 サイズ
byte 整数 8ビット
short 整数 16ビット
int 整数 32ビット
long 整数 64ビット
flort 浮動小数点数 32ビット
double 浮動小数点数 64ビット
char Unicodeが持つ1文字
「’」(シングルクォーテーション)で
囲むことでchar値を指定できる
16ビット
boolean true、もしくはfalseを表す真偽値 1ビット

:ledger:整数と浮動小数点数

数値型にはまず整数浮動小数点数(実数)の2タイプがあります。
整数小数は、その構造が異なるため小数を使いたいときは明示しない限り使えません。

整数型

まずintlongを比べてみましょう。この2つは単純に桁数の問題です。

int 32ビット(4バイト)の整数で、およそ21億の値を扱うことができます。

long 64ビット(8バイト)の整数で、およそ922京の値を扱うことができます。
   使用する際は数値の後ろに「L」をつける必要があります。

long サンプル
long num = 10000000000L;

long を使うとコンピュータのメモリに負荷がかかるので
通常はintを使い、足らないほどの大きな値の場合のみlongを利用しましょう。

intよりも小さい数値を扱うための byteshortの2つも用意されています。

・使用できる範囲が狭い
・int型の方が高速で処理できる

この2点から基本的にはint型を使用します。

小数型(浮動小数点数)

小数点を扱うdoublefloatの2つの型をみていきます。

小数を扱う時はdoubleを使うことがほどんどです。

扱っている数値がfloatかdoubleかを明示する際は
long のときのように数値の末尾にdfをそれぞれ付与してください。

double
double sum = 1.1d;
float
float  sum = 2.2f;

省略した場合はdouble型とみなされるため
プログラム内でdoubleしか扱わない時はdfを書かなくても大丈夫です。

:ledger:文字型

char型についでです。
これは「一文字」だけを取り扱う型になります。

サンプル
char sample ='あ';

char型の変数に値を代入する際は'(シングルクォーテーション)で囲みます。

データは文字としてではなく文字コード(Unicode)を格納しています
"サンプル"のような「言葉としての文字の集まり」を扱うデータ型は文字列(String)です。Javaでは、文字と文字列は異なるデータ型です。

:ledger:真偽値型

boolean型についでです。

true false の二択、二種類しか持てません。

if文やfor文などの条件分岐で使われることが多いです。


ここまで基本データ型について説明をしました。
次回は参照型についでです。

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