前提条件
- OS:macOS Monterey
- ターミナルで git をインストール済み(投稿時で version 2.31.0 )
- 本記事では「フォルダ」を「ディレクトリ」と呼称
解決したい状況
- VScodeのソース管理ボタンに表示されている「10k」を消したい
- Finder内で隠しディレクトリを表示したい
考えられる原因
結論:隠しディレクトリ内に .git ディレクトリが作成されている
.git ディレクトリは、各プロジェクトのディレクトリ配下に作成するのですが、
誤ってユーザーディレクトリ配下に作成されてしまった結果、大量の差分ファイル(変更ファイル)が出てしまっていた為に変更ファイルの数 10k が表示されていたと思われる。
解決方法
主な流れは、「.git ディレクトリの表示」→ 「削除」です。
二つの方法があります。
- ショートカットで表示 → 削除
- コマンド入力で表示 → 削除
Dock内の Finder を選択し ユーザーディレクトリ を確認。
ショートカット shift + command + . で隠しフォルダを表示。
※ 隠しディレクトリ名は、薄い黒文字で見えます。
.git ディレクトリを右クリック削除。
ターミナルを開き、以下のコマンドを入力し、実行。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
$ killall Finder
Dock内の Finder を選択し ユーザーディレクトリ を確認。
※ 隠しディレクトリ名は、薄い黒文字で見えます。
.git ディレクトリを右クリック削除。
以下のコマンドで隠しディレクトリを非表示に戻せます。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
$ killall Finder
結果
VScodeを閉じるまたは、再起動してみてください。
ソース管理ボタンに表示されていた「10k」が消えていると思います。
おわりに
VScode内のボタン選択で変更の破棄や、rmコマンドでの.gitディレクトリの削除、なぜユーザーディレクトリ内に.gitディレクトリが生成されてしまっていたのか、隠しディレクトリとは何なのか等、割愛した部分があります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お互い頑張りましょう!
お疲れ様でした。