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AWS re:Invent 2023 現地速報 Day1(Keynote)

Last updated at Posted at 2023-11-28

はじめに

株式会社NTTデータ デザイン&テクノロジーコンサルティング事業本部の@nttd-araiです。
現在、ラスベガスで開催されているAWS re:Invent 2023に現地参加しております。
AWS re:Invent 2023はAWSが年次で開催する最大規模のカンファレンスです。
11月27日から12月1日までの5日間(現地時間)にわたって開催されており、多数のセッションや各種イベントが開催されています。

本記事では11月27日に参加した基調講演(Keynote)の内容を簡潔にお届けします。

基調講演

re:Inventといえば、基調講演ですね。27日は全4回の最初の基調講演が行われました。
Monday Nightというイベントの一部で行われました。
イベント要素もありre:Inventの開幕を実感できる基調講演になっていたと思います。

講演前の様子

1時間ほどのコンサートが行われていました。
80年代の洋楽中心でアメリカの古き良きラスベガスを象徴するコンサートでした。

講演内容

さて、本題の基調講演ですが、毎年Monday Nightで行われる基調講演は「インフラ系のサービス(ネットワークやEC2など)」などについて触れられる傾向があり、今回もその傾向の通りで個人的な注目ポイントは、以下2点です。

1.Aurora、RedshiftのServerlessサービスのさらなる加速
2. 量子コンピューティングへの挑戦

1については、Aurora Limitless Database(新機能)の発表とRedshift Serverlessのスケール性能が向上した点について触れられていました。
Aurora Limitless Databaseはシャードを導入したことにより、Auroraにおける最適なリソース分配と、処理性能が向上した印象です。

IMG_0100.jpg

IMG_0101.jpg
↑Aurora Limitless Databaseにおけるシャーディングのイメージ

Redshift Serverlessについては、これまでのクエリに対する線形的なスケーリング(クエリの数を起点としてスケーリング?)から、個々のクエリの複雑さを考慮したスケーリングに変化することで、より正確で無駄のないスケーリングになる点が協調されていた印象です。

IMG_0110.jpg

2については、量子コンピューティングの現在の課題(ビット演算時のエラー発生)に触れつつ、カスタム設計のチップを搭載した量子デバイス(Logicsl Qubit)の開発を進めることを宣言しています。

IMG_0112.jpg

おわりに

基調講演の第一弾を簡単にご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
上記基調講演以外にも、さまざまなイベントが開催されておりますが、やはり基調講演の盛り上がりは圧倒的ですね。
基調講演以外にもさまざまなイベントが開催されているので、そちらの様子も引き続きお伝えしていきたいと思います!

仲間募集

NTTデータ テクノロジーコンサルティング事業本部 では、以下の職種を募集しています。

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4.DX/デジタルサクセスを推進するデータサイエンティスト《管理職/管理職候補》 データ分析プロジェクトのリーダとして、正確な課題の把握、適切な評価指標の設定、分析計画策定や適切な分析手法や技術の評価・選定といったデータ活用の具現化、高度化を行い分析結果の見える化・お客様の納得感醸成を行うことで、ビジネス成果・価値を出すアクションへとつなげることができるデータサイエンティスト人材を募集しています。

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https://enterprise-aiiot.nttdata.com/service/tdf/tdf_am
TDFⓇ-AMは、データ活用をQuickに始めることができ、データ活用の成熟度に応じて段階的に環境を拡張します。プラットフォームの保守運用はNTTデータが一括で実施し、お客様は成果創出に専念することが可能です。また、日々最新のテクノロジーをキャッチアップし、常に活用しやすい環境を提供します。なお、ご要望に応じて上流のコンサルティングフェーズからAI/BIなどのデータ活用支援に至るまで、End to Endで課題解決に向けて伴走することも可能です。

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ビジュアル分析プラットフォームのTableauと2014年にパートナー契約を締結し、自社の経営ダッシュボード基盤への採用や独自のコンピテンシーセンターの設置などの取り組みを進めてきました。さらに2019年度にはSalesforceとワンストップでのサービスを提供開始するなど、積極的にビジネスを展開しています。

これまでPartner of the Year, Japanを4年連続で受賞しており、2021年にはアジア太平洋地域で最もビジネスに貢献したパートナーとして表彰されました。
また、2020年度からは、Tableauを活用したデータ活用促進のコンサルティングや導入サービスの他、AI活用やデータマネジメント整備など、お客さまの企業全体のデータ活用民主化を成功させるためのノウハウ・方法論を体系化した「デジタルサクセス」プログラムを提供開始しています。
https://enterprise-aiiot.nttdata.com/service/tableau

NTTデータとAlteryxについて
Alteryxは、業務ユーザーからIT部門まで誰でも使えるセルフサービス分析プラットフォームです。

Alteryx導入の豊富な実績を持つNTTデータは、最高位にあたるAlteryx Premiumパートナーとしてお客さまをご支援します。

導入時のプロフェッショナル支援など独自メニューを整備し、特定の業種によらない多くのお客さまに、Alteryxを活用したサービスの強化・拡充を提供します。

https://enterprise-aiiot.nttdata.com/service/alteryx

NTTデータとDataRobotについて
DataRobotは、包括的なAIライフサイクルプラットフォームです。

NTTデータはDataRobot社と戦略的資本業務提携を行い、経験豊富なデータサイエンティストがAI・データ活用を起点にお客様のビジネスにおける価値創出をご支援します。

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NTTデータとInformaticaについて

データ連携や処理方式を専門領域として10年以上取り組んできたプロ集団であるNTTデータは、データマネジメント領域でグローバルでの高い評価を得ているInformatica社とパートナーシップを結び、サービス強化を推進しています。
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NTTデータとSnowflakeについて
NTTデータでは、Snowflake Inc.とソリューションパートナー契約を締結し、クラウド・データプラットフォーム「Snowflake」の導入・構築、および活用支援を開始しています。

NTTデータではこれまでも、独自ノウハウに基づき、ビッグデータ・AIなど領域に係る市場競争力のあるさまざまなソリューションパートナーとともにエコシステムを形成し、お客さまのビジネス変革を導いてきました。
Snowflakeは、これら先端テクノロジーとのエコシステムの形成に強みがあり、NTTデータはこれらを組み合わせることでお客さまに最適なインテグレーションをご提供いたします。

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