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Voltaの環境構築方法と基本的な使い方

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はじめに

VoltaはNode.jsやnpm/yarnなどのツールチェーンをプロジェクト単位で固定できるツールである。プロジェクトごとにバージョン固定などできて便利なので本記事で手順と使い方をまとめる。

Voltaは現在メンテナンスが事実上停止しており、開発者はmiseへの移行を推奨している。

GitHubのリポジトリのissue #2080に記載があるように、新規開発は停止しており、miseの利用を推奨している。
ただ、現状利用する分には問題なく使えており、Voltaは使いやすいと筆者は感じている。そのため本記事ではVoltaの環境構築方法と基本的な使い方をまとめる。

動作確認環境

  • Ubuntu 22.04 x86_64
  • Windows 11 x86_64

環境構築方法

Windows

Windows Package Managerを使う方法を紹介する。
nvm-windowsを利用している場合は、Voltaとnvmが共存するとPATH競合などが起きやすいので、事前にアンインストールしておく。

(オプション)nvm-windowsのアンインストール

コマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者権限で開き以下のコマンドを実行する。

winget uninstall nvm-windows

Voltaのインストール

コマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者権限で開き以下のコマンドを実行する。

winget install Volta.Volta

以下のようなメッセージが出れば成功。

見つかりました Volta [Volta.Volta] バージョン 2.0.2
このアプリケーションは所有者からライセンス供与されます。
Microsoft はサードパーティのパッケージに対して責任を負わず、ライセンスも付与しません。
ダウンロード中 https://github.com/volta-cli/volta/releases/download/v2.0.2/volta-2.0.2-windows-x86_64.msi
  ██████████████████████████████  5.32 MB / 5.32 MB
インストーラーハッシュが正常に検証されました
パッケージのインストールを開始しています...
インストールが完了しました

コマンドプロンプトやPowerShellを再起動して、以下のコマンドを実行する。

volta --version

以下のようにバージョン番号が表示されていればインストール完了。

2.0.2

Ubuntu

nvmをインストールしている場合は、Voltaとnvmが共存するとPATH競合などが起きやすいので、事前にアンインストールする。

(オプション)nvmのアンインストール

nvmの管理フォルダを削除する。

rm -rf ~/.nvm

Bashを利用している場合は、~/.bashrcからnvmに関する記述を削除する。

vi ~/.bashrc

以下のようなnvmに関する記述を削除して保存。

export NVM_DIR="$HOME/.nvm"
[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh"

Voltaのインストール

curl https://get.volta.sh | bash

~/.bashrcに以下が追加されていることを確認する。

export VOLTA_HOME="$HOME/.volta"

設定を反映する。

source ~/.bashrc

Voltaコマンドが実行できるか確認する。

volta --version

以下のようにバージョン番号が表示されていればインストール完了。

2.0.2

使い方

ここではVoltaを使ったNode.jsの使い方を紹介する。

グローバル

個々のプロジェクトではなく、全体で利用したい場合の設定方法について紹介する。

Node.jsのインストール

LTS版や特定のバージョンのNode.js環境を構築できる。nvmなどとできることは同じである。

LTS版のインストール
volta install node@lts
V14のインストール
volta install node@14

以下のコマンドでインストールされているバージョンを確認できる。

volta list node

以下のようになっていればインストールされている。
最後のインストールしたバージョンがデフォルトバージョンになる。

⚡️ Node runtimes in your toolchain:
        v14.21.3
        v22.18.0 (default)

npmパッケージ(グローバル)のインストール

以下のコマンドでパッケージをインストールできる。

volta install {package_name}

または、通常のnpmコマンドでもよい。

npm install -g {package_name}

Claude Code
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストールされているか以下のコマンドで確認する。

volta list

以下のようになっていれば成功。

⚡️ Currently active tools:

    Node: v22.18.0 (default)
    Tool binaries available:
        claude (default)

See options for more detailed reports by running `volta list --help`.

プロジェクト単位

Node.jsを利用しているプロジェクト単位での設定方法を紹介する。Node.jsを利用しているプロジェクトにはpackage.jsonがあることを想定している。

package.jsonファイルがあるプロジェクトのディレクトリに移動して以下のコマンドでNode.jsのバージョンを固定できる。

V14の場合
volta pin node@14

package.jsonにVoltaの設定が追加される。

  "volta": {
    "node": "14.21.3"
  }

まとめ

Voltaの環境構築方法と使い方をまとめた。Voltaはプロジェクトごとにバージョン固定などできて便利なので利用してみてほしい。今後のサポートが終了してしまい残念ではあるが、今のところ利用する上で大きな支障はないのでしばらくは使ってみるつもりである。後継として推奨されているmiseも機会があれば利用してみたい。

参考

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