久々にバックアップしようとしたら6時間とか表示されたので、なんとか早くできないか試行錯誤してみた。
結果、**2時間未満
**でバックアップ完了できたと思う。
バックアップ開始時
TimeMachineバックアップの優先度を上げる
コンソールから以下のコマンドで設定可能。
sudo sysctl debug.lowpri_throttle_enabled=0
補足
Time Machine の動作リミッター | debug.lowpri_throttle_enabled | 補足 |
---|---|---|
有効 | 1 | 通常の状態 |
無効 | 0 | TimeMachine動作が最優先 |
バックアップ以外の動作が遅くなるので、併用作業には向いてない。 集中してバックアップ動作のみさせたいときに実施
$ sudo sysctl debug.lowpri_throttle_enabled=0
debug.lowpri_throttle_enabled: 1 -> 0
**`おまけ`**
バックアップデータにインデックス設定しないように除外設定
まず
環境設定 ⇨ Spotlight ⇨ プライバシー ⇨ (左下の)+
で、バックアップ先のHDDを選択しておく。
そのあとはターミナルからコマンド実行
$ mdutil -sa
/:
Indexing enabled.
/Volumes/WD 25A2:
Indexing and searching disabled.
/Volumes/WD 25A2/Backups.backupdb:
Indexing enabled.
/Volumes/com.apple.TimeMachine.localsnapshots/Backups.backupdb/MacBook Pro 2015/2019-04-03-224640/Macintosh HD:
Index is read-only.
バックアップ先のHDD内ファイルにインデックスが貼られている(=除外設定されていない)ので、コマンドで直接除外設定をする
sudo mdutil -i off /Volumes/HDD_NAME/Backups.backupdb
※ HDD_NAME
を適宜、自分の環境のHDD名に変更して実行させる
自分の環境では WD25A2 だったので ⇨ WD\ 25A2
$ sudo mdutil -i off /Volumes/WD\ 25A2/Backups.backupdb
/Volumes/WD 25A2/Backups.backupdb:
2019-04-03 23:44:29.983 mdutil[3377:53961] mdutil disabling Spotlight: /Volumes/WD 25A2/Backups.backupdb -> kMDConfigSearchLevelFSSearchOnly
Indexing enabled.
$ mdutil -sa
/:
Indexing enabled.
/Volumes/WD 25A2:
Indexing and searching disabled.
/Volumes/WD 25A2/Backups.backupdb:
Indexing enabled.
/Volumes/com.apple.TimeMachine.localsnapshots/Backups.backupdb/MacBook Pro 2015/2019-04-03-224640/Macintosh HD:
Index is read-only.
表示文言的にはまだ除外されてないように見えるが、これでバックアップの進捗速度は向上するはず。
バックアップ終了後
優先度(リミッター)設定を通常(有効)に戻しておく
$ sudo sysctl debug.lowpri_throttle_enabled=1
debug.lowpri_throttle_enabled: 0 -> 1
参考
MacのTimeMachineが遅い時の対処法 | D-Box
Macに本気を出させてTime Machineバックアップを高速化するコマンド | ライフハッカー[日本版]