AliexpressでYUNCHのYC-110ARという安物IPカメラを購入したのですが、これのMicroSDカードの管理が面白かったのでメモしておきます。
MicroSDカードを内蔵できて、H264の画像とJPEG画像を保存できるのですが、フォーマットするといきなり128MBのH264ファイルとJPEGSという拡張子で256MBのファイルが規定の個数、作成されます。
初期状態ではどちらも空のファイルなのですが、上書きで内容が書き込まれるようです。
動画はH264なのですが、コンテナフォーマットがない形式なので、FFMPEGなどで適切なコンテナを適用した形式に変更すれば、Windowsの一般的なメディアプレイヤーで見ることができるようになります。VLCで見る場合には設定の詳細でファイル形式をAUTOではなく、H264を指定すれば見ることができます。
JPEGSとなっているファイルはJPEGファイルを結合した形式になっているのでJpegAnalyzerというソフトを使って簡単に分割できます。
JpegAnalyzer使用時の注意点ですが、デフォルトでは256MBの大きさのファイルは読み込めませんので、JpegAnalyzer.iniのimitSizeOfAnalyzeFile項目の値を適切な大きさにしてから実行します。
これでJPEGSファイルから保存されているJPEGファイルがすべて取り出せます。
こういうアプローチもあるのかと感心しました。しかしながらこのアプローチが有効かどうかは不明です。
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