あなたの身の回りではデジタル化は進んでいますか?
デジタルに慣れているユーザーは、
身の回りで**非効率的なアナログ作業(例えば、手書き書類)**があると、
「デジタルで作業できるようにしてほしい...」
と頭を悩ませていることでしょう。
東京をはじめとした首都圏ではデジタル化が比較的進んでいる場所が増えてきていると思いますが、地方ではまだ進んでない所も多いのではないでしょうか。
私が住んでいる山口県も、あまりデジタル化が進んでいる県ではないと感じています。
それを裏付けるデータとして見つけてしまったのですが、山口県はリモートワーク普及率全国最下位らしいです
(2020年4月時点のデータなので、今はどうかわかりませんが)
(参考)株式会社パーソル総合研究所「新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」(令和2年4月10日~12日実施、4月17日発表)より
このように、デジタル化が進んでいない(と思われる)山口県では、1人でも多くの方が立ち上がり県内でCivicTechを含む活動(例えば、IT勉強会やLT会やOSSの制作など)を行っていくことが大事なのではないかと考え、本記事を書いています。
CivicTechとは
CivicTechとは、Civic(市民)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語です。
市民自身が、テクノロジーを使って社会課題等を解決しようとする取り組みのことです。
なぜこの記事を書いているのか
突然ですが、CivicTechを推進する非営利団体Code for Japanの代表である関さんのお言葉を少し引用させていただきます。
「私一人が動いても何も変わらない」そう思っていませんか?たしかに、一人の力は弱いかもしれません。しかし、誰かが動き始めることで人々が繋がり、ムーブメントになり、社会が変わっていきます。
地方で活動している人がいない山口県だからこそ、1人1人が少しでも動くことで影響力を与えることができると信じ行動しています。
この記事は、このような私の気持ちを知ってもらうと同時に、自分の気持ちを整理する目的で書いています。
ゆくゆくは、私の気持ちに共感してくれる方が現れて、一緒に山口県を盛り上げていければなと思っています。
なぜ山口県のITを盛り上げていきたいか
現状、山口県内でのIT関連の動きが少ないことに寂しさを感じています。
オンライン上で誰でもどこからでも参加できるイベントはコロナ渦で急速に増えていますが、オフラインで会う機会が全くないというのも寂しいものです。
オフラインで気軽に会うことができる熱い思いを持った山口県の方とも、勉強会やLTなどのイベントやCivicTechをともにやっていきたいと考えています。
山口県でのCivicTechの現状
2020年、Code for Japanが東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトをOSS(オープンソースソフトウェア)として開発しました。
OSSとして開発されたため、日本各地で派生版のコロナサイトが開発されました。
山口県版のコロナサイトも、私が発起人となり開発を行い、無事リリースを行いました。
開発の経緯等については、以前記事にまとめてので、こちらをお読みください。
山口県のコロナサイトは、山口県庁公認のサイトになっています。
また、山口県オープンデータの活用事例に掲載していただいています。
このコロナサイトの活動を通して、山口県庁の方と私を含む山口県内外の有志の方とが協力する関係を築くことができました。
築くことはできましたが、現状はそれっきりで完全に活かすことができていません。
今後この関係を活かしていくために、より多くの熱意がある人を巻き込んでいけるような体制(コミュニティ)を作っていきたいと考えています。
山口県内の活動拠点
オンライン上で活動する分にはいいのですが、オフラインで活動する場合は、拠点が必要です。
拠点として利用できそうなスペースを一通り調べてみたので参考までにご覧ください。
(Wi-Fi, 電源の設備が最低限ある箇所のみ掲載)
- mirai365(山口市)
- うべスタートアップ(宇部市)
- ナニココ~nanicoco~(宇部市)
- HiKARiBA(光市)
- コワーキングスペースN-LABO(光市)
- カラム(周南市)
- WADAMORI(周南市)
- JOIN083(下関市)
- カヌレ(下関市)
- ウズハウス(下関市)
まとめ
「CivicTechで山口県のITを盛り上げよう!」という曖昧なタイトルで何を言いたかったのか伝わりづらかったかもしれませんが、まとめるとこの記事で伝えたかったことは、1つです。
それは、山口県のデジタル化を進めるためにCivicTechで多くの人を巻き込むような活動をしていきたいということです。
そのために現在、多くの人を巻き込むためのコミュニティの立ち上げに関する企画を進めています。
立ち上げ時には熱意がある人を少しでも巻き込むために運営メンバー等も募集していく予定です。
この記事はその思いをみなさんに伝えるとともに、自分で自分の気持ちを整理するために書きました。
もし、この取り組みに共感してくれる方で、コミュニティの立ち上げに協力したい!という方がいればTwitterでDMを送っていただけると嬉しいです!