概要
oneWEX v12.0.2.2 では、コンテンツマイナー画面で地図ビュー(Map visualization)が使えます。
デフォルトではUSの地図が使えますが、日本の地図を使うカスタマイズ例を紹介します。
Map visualization in Watson™ Explorer Content Miner
手順
1. Mapファイルの準備
地理情報を表すGeoJSON形式のファイルを準備する。
今回はこちらを利用させて頂く。.geojsonファイルをダウンロード。
GitHub/Data of Japan
2. REST APIでMapファイルをoneWEXへアップロード
① "https://[oneWEXのアドレス]/docs/"にアクセス
Swagger UIが表示されるので、[Authenticate]で認証を通す。
② FileResource から POST /api/v1/fileResources Create a file resource を開き、Try it outをクリック
③ bodyの箇所を以下のように更新
"propertyNames"には、手順1.で用意したGeoJSONファイル中の"properties"で使用されているキーを指定する。今回は、ダウンロードしたGeoJSONの"nam_ja"に都道府県の日本語名が入っており、地図で表示したいファセットの値も都道府県名であるため"nam_ja"を指定。
{
"description": "JapanMap",
"id": "string",
"metadata": {
"lastModified": 1531288825136
},
"name": "JapanMap",
"tags": {
"propertyNames": ["nam_ja"],
"saveToLocal": true
},
"type": "map"
}
④ Executeをクリック
⑤ Response bodyに表示されるidをコピー
⑥ FileResource から POST /api/v1/fileResources/{fileResourceId}/upload Update a file resource content を開き、Try it outをクリック
⑦ fileRerouceId に手順⑤でコピーしたidを入れ、fileにダウンロードしたGeoJSONファイルを指定してExecuteをクリック
⑧ レスポンスコード200が返ることを確認
3. コレクションの設定
管理コンソールからでもコンテンツマイナーからでも設定可能。
コレクションの[ファセット] タブで、地図形式で表示したいファセットの[視覚化タイプ]をマップにし、[リソース]を自身がアップロードしたMapファイル名を指定して[保管]。
ファセットの設定を保管すれば、索引付けの再作成をしなくても地図ビューが表示される。
以上です。