1.はじめに
HubSpotでは、担当営業やカスタマーサクセスマネージャーなど「担当者ごとに異なる差出人・メールアドレス」でマーケティングEメールを送信することができます。
例えば「担当の○○です。」といったメールを、全員分手動で送る必要がなくなり、自動的に担当者情報を差し込むことが可能です。
本記事は、担当者を送信元に設定するのみの説明になります。
2.前提条件
この機能を使うためには、以下の設定が完了している必要があります。
・HubSpot Marketing Hub Starter 以上のアカウントを利用していること
・担当者（HubSpotユーザー）のEメールアドレスが接続済みであること
・Eメールの編集権限がオンになっていること
3.手順
3.1マーケティングEメールを作成
①HubSpotメニューから「マーケティング」＞「Eメール」をクリック。
②画面右上の「Eメールを作成」＞「通常」をクリックし、送りたいEメールを作成する。
3.2送信元を設定する
①編集画面の左にある「コンテンツ」＞「受信トレイの内容」＞「送信元アドレス」を選択。
②「送信者名」のプルダウンをクリックし、「パーソナライズトークンを追加」をクリック。
③「タイプ」を「コンタクト」、「トークン」を「コンタクト担当者＞フルネーム」を選択。
④「送信者アドレス」のプルダウンをクリックし、「パーソナライズトークンを追加」をクリック。
⑤「タイプ」を「コンタクト」、「トークン」を「コンタクト担当者＞Eメール」を選択。
※予備（フォールバック値）は、コンタクトに担当者が設定されていない時に反映される汎用的な値。
⑥他、必要な条件（スケジュール設定や送信先等）の設定を行い、「確認と送信」をクリック。
4.動作確認
テスト用コンタクトに担当者を設定したものを用意し、送信先に設定して想定通りに担当者の名前でEメールが送信されるか確認してください。テスト用コンタクトを複数用意すれば、担当者を別々に設定した場合のテストも可能です。複数のテストコンタクトをリストにしておき、送信先に作成したリストを設定すれば可能です。
5まとめ
担当者別の送信設定を活用することで、差出人ごとのEメールを作成する手間を省くことができます。
文面を工夫すればメールが個人対応に見え、開封率の向上にもつながりますので、使ってみてください。