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New Relic Oneのダッシュボード
New Relic Oneが公開されましたの記事でご紹介しましたがダッシュボード画面が新しくなりました。下の画像は一覧の画面で、ここにあるのは全てNew Relic Oneで作成したダッシュボードですが、既存のダッシュボードがある場合もこの一覧に含まれます。移行したというよりは、Insightsのダッシュボードと同じデータソースをNew Relic Oneのダッシュボードで見られると言ったほうがわかりやすいかもしれません。
新しく作成する場合は右上のCreate a dashboard
ボタンを押してください。このボタンは右下の「^」アイコンをクリックして閉じている場合は表示されないので、その場合は「v」アイコンをクリックして開いてください。
ダッシュボードの名前を入力し、複数アカウントで利用している場合はどのアカウントで作成するかを選択します。
すると空っぽのダッシュボードが作成されます。
ここにChartを追加する方法ですが、4つほどあるのでそれぞれ簡単に紹介します。
Chart builder (Basic)を使う
ダッシュボードの右上の「+」アイコンをクリックすると1Chart builder画面が開きます。BasicとAdvancedという2つのモードがあるのですが、Basicの方はGUI形式でチャートを作成できます。このように操作できます。
Chart builder (Advanced)を使う
Chart builderのAdvanced モードは直接NRQLを記述します。NRQLというのはInsightsで使っているNew Relicに蓄積しているデータに対するクエリ記述言語です。NRQLについてはまた説明するとして、このように補完機能つきのエディタで記述していきます。FROM句から記述すると、SELECTする対象も補完されます。NRQLの記述はInsightsにもある機能で、Insightsの方が慣れている、という方は4番目に紹介しているInsightsからの追加もお試しください。
既存のチャートをダッシュボードに追加する
APMやBrowserで用意されているチャートをそのまま、あるいは多少編集してダッシュボードに追加したい場合、Insightのダッシュボードに追加するとNew Relic Oneのダッシュボードに追加されます。ダッシュボードに追加できない種類のチャートもあるのですが、追加できる場合はメニューが表示され、その後追加するダッシュボードを選択します。
Insightsで実行したNRQLを追加する
InsightsでNRQLを実行して、Insightsのダッシュボードに追加すると、New Relic Oneのダッシュボードでも見られます。Add to a dashboardで追加するダッシュボードを選択します。
ダッシュボードの機能
以前からの機能も合わせて、このような機能がNew Relic Oneのダッシュボードに用意されています。
柔軟なレイアウト
Insightsのダッシュボードよりも横幅を柔軟に選べるようになりました。
カーソルの追随
1つのチャートのある点をマウスオーバーすると、全てのチャートの同時刻に垂直線が表示され、その時のデータの値が表示されます。
DarkモードとLightモードの切り替え
表示する時間帯の選択
様々な新機能が用意されていますのでぜひ触ってみてください。
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ダッシュボードが空の場合はダッシュボードをクリックすると最初のチャートを追加するChart builder画面が表示されます。 ↩