New Relicのアラートのタイトルをカスタマイズして、分かりやすいタイトルにすることで、問題をこれまで以上に正確に把握できるようになります!
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何ができるの?
今回の機能で出来ることは以下記事で紹介しておりますのでご確認ください!
本記事ではテンプレートの設定例を紹介します。
テンプレートの仕様について
タイトルテンプレートを設定する際に考慮が必要な点は以下になります。
- 文字数制限: タイトルテンプレートの最大文字数は256文字
- フォーマット:タイトルテンプレートはHandlebarsのフォーマットを使う必要があります
- 信号喪失インシデント: 信号喪失によってトリガーされたインシデントの場合、デフォルトのタイトルが常に使用されます。
試してみよう
エラーログを検出するアラートコンディションを例に設定を試してみます。
例えば、以下のデフォルトタイトルでアラートのインシデントが通知されています。
テンプレートを設定してみます。
テンプレートでは、インシデントが発生した際にイベントとして記録されるNrAiIncident
の属性値をHandlebarsのフォーマットで定義します。
例えば、 アラートコンディションの名前 conditionName
、アラートコンディションの条件にマッチするエンティティの名前 entity.name
、インシデントのプライオリティ priority
をテンプレートで定義する場合は、以下の様に記述することになります。
[{{priority}}][{{conditionName}}] 影響受けたホスト - {{ entity.name }}
例えば、上記のテンプレートを設定すると以下のようにインシデントのタイトルが設定されます。
InfraStructureで観測しているホストやAPMで観測しているアプリケーションに付与されているタグの属性値を含めることもできます。例えば、ホストに付与されている、EnvとTeamのタグをテンプレートに含めてみます。
[{{priority}}][{{conditionName}}] 影響受けたホスト - {{ entity.name }} 環境 - {{tags.env}}
担当チーム - {{tags.team}}
本番環境で影響が出ており、担当チームがどこかがタイトルを見るだけで、直ぐに把握できます。
[{{priority}}][{{conditionName}}] 影響受けたホスト - {{ entity.name }} 環境 - {{tags.env}} 担当チーム - {{tags.team}} 閾値 - {{thresholdDuration}} 秒間で{{threshold}} 件以上検出
設定している閾値を変数で取り出し、タイトルに含めることもできます。
まとめ
本記事では、New Relicのアラートのタイトルをカスタマイズする際の設定例を紹介しました。タイトルからアラートの状態を正確かつ迅速に把握できるようになりますので、是非ご活用ください!
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