はじめに
誰もがオブザーバビリティの力を発揮できるように設計された業界初の生成AI オブザーバビリティアシスタント New Relic AIが遂にパブリックプレビューで使えるようになりました!!
チャットで簡単な質問を投げかけるだけで答えに辿り着くことが可能になり、ユーザーの皆さんは開発や運用業務など本質的なことにより注力できるようになります!
New Relic AIにチャットで問いかけると例えば、以下の様なアシスタントをしてくれます。
- 計装、監視設定を行うためのドキュメントの提示
- テレメトリデータとコンテキストから問題の洞察と原因を発見
- コードのエラーの原因分析
- 自然言語からデータ検索のNRQLクエリを実行し、チャートやグラフを視覚化
この記事ではパブリックプレビュー開始の流れとNew Relic AIで何ができるかを紹介していきます!
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New Relic アップデート情報
New Relic AIのパブリックプレビューの始め方
New Relic 管理画面右上にある「Ask AI」をクリックします。
「Get started」をクリックします。
プレリリースポリシーとサービス固有の規約を確認の上、「Accept」をクリックします。
これで、New Relic AIが使えるようになります!!
New Relic AIを試してみよう!
それではNew Relic AIに問い合わせを入れてみます!
計装、監視設定を行うためのドキュメントの提示
例えば、Terraformでダッシュボードを作る方法について質問してみると具体的な設定の流れを教えてくれるので、すぐに設定を進めることができます。
Terraformでのダッシュボードの作り方は公式ブログでも紹介してますのでご参考にして下さい。
テレメトリデータとコンテキストから問題の洞察と原因を発見して提示
APM(Application Performance Monitoring)で観測しているアプリケーションでレスポンスが遅いトランザクションがあるか問い合わせすると、レスポンスが遅いトランザクションを提示してくれますので、調査する時間の短縮に繋がります。
そして、一番遅いトランザクションは何が原因で遅くなっているのか質問すると、平均応答時間がどうも特定の時間帯で遅くなっている傾向があり、遅くなっている原因の仮説を提示してくれます。New Relic AIのサポートがあることで、根本原因の調査にかかる時間の短縮も期待されます。
コードのエラーの原因分析
New Relic AIはアプリケーションのコード上で発生したエラーの原因分析でも活躍します。例えば、アプリケーションで発生したエラーの分析で利用できるAPMのErrosという機能で確認したアプリケーションのエラーの原因を教えてとNew Relic AIに問い合わせしてみると、
エラーの内容を分析して、エラーを解消するために確認すべきポイントを提案してくれますので、開発者は確認箇所を絞ってエラーの修正に入っていくことが出来ます。
自然言語からデータ検索のNRQLクエリを実行し、チャートやグラフを視覚化
New Relicのクエリ言語NRQLを使って、New Relicで収集されているシステムの様々なデータから分析することができます。必要なデータを分析するためのクエリを作る時間がない方は是非、New Relic AIに問い合わせしてみて下さい。
NRQLについてNew Relic AIに問い合わせする際はNew Relic 管理画面左下の「Start quering your data」をクリックして、「Query using AI - Experimental」の箇所に問い合わせ文を入力して「Generate query」をクリックします。
New Relic AIが実行したNRQLの結果をそのままダッシュボードに追加することができますので、可視化したいグラフをNew Relic AIに作ってもらい、その結果を分析のアイテムとして活用していただくことも可能です。
まとめ
本記事では業界初の生成AIオブザーバビリティアシスタント New Relic AIのパブリックプレビュー開始のご案内とNew Relic AIで出来ることをご紹介させていただきました。是非、パブリックプレビューを開始して、New Relic AIを日々の運用でのオブザーバビリティアシスタントとしてご活用ください!!
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