Stability AI Japan - External AdvocateのD̷ELLと申します。
先日開催した 第一回Stable Image体験会や、第二回Stable Image体験会では、計50人を超える皆様にStable Image APIを体験して頂きました。ありがとうございました。
みなさん、APIと言われると少し身構えてしまうのではないでしょうか?実は第二回のイベントでは、WEB-UIを開発し、ご利用頂いております。
今回、イベントで利用したWEB-UIを公開させて頂くことにいたしました。
1. WEB-UIのご紹介
このWEB-UIは、PC初心者の方でも、直感的にStability AI APIの画像生成や画像編集を体験するためのものです。以下のHuggingFace Spacesにてホスティングしておりますので、実際に触ってみたい方はぜひご利用ください。
https://huggingface.co/spaces/nqdior/stable-image-webui
Git Hub リポジトリはこちら
https://github.com/nqdior/stable-image-webui
2. 利用方法
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APIキー入力
[APIキーを入力してください]と書かれた欄に、キーを入力します。
APIキーの取得手順はこちらからご確認ください。 -
プロンプト入力
[プロンプトを入力してください]と書かれた欄に、任意のプロンプトを入力します。
実行ボタンを押してしばらく待つと、[結果]に画像が出力されます。
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参照画像入力
アップスケール機能など、画像を参照する必要がある機能を選択した場合、以下のように[入力画像]という欄が表示されます。こちらを利用することで、画像のアップロードやクリップボードからの貼り付けが利用可能です。
3. 機能紹介
このWEB-UIでカバーしているAPIの仕様は以下の通りです。
画像生成
名称 | 説明 | 値 |
---|---|---|
Stable Image Ultra | Stable Diffusion 3のような最新モデルを活用した、最も強力で柔軟なワークフロー | 8 |
Stable Image Core | 高品質な画像を迅速に生成するための高度なワークフロー | 3 |
Stable Diffusion 3 Medium | 最新のベースモデルである、20億パラメーターのStable Diffusion 3バリアント | 3.5 |
Stable Diffusion 3 Large | 最新のベースモデルである、80億パラメーターのStable Diffusion 3バリアント | 6.5 |
Stable Diffusion 3 Large Turbo | Stable Diffusion 3 Largeのターボバリアント | 4 |
アップスケール
サービス名 | 説明 | 価格(クレジット) |
---|---|---|
クリエイティブアップスケール | プロンプトガイダンスを使用して、低解像度の低品質な画像を4Kの傑作に変換 | 25 |
通常のアップスケール | 画像を再解釈することなく、低解像度を4Kにアップグレード | 25 |
画像編集
サービス名 | 説明 | 価格(クレジット) |
---|---|---|
検索と置き換え | 簡単な言葉を使って画像内のオブジェクトを自動的に見つけ、希望するプロンプトに置き換える | 4 |
インペイント | マスク(またはアルファチャンネル)を使用して画像内の任意のものを置き換える | 3 |
アウトペイント | 画像の空間を任意の方向に埋めるために追加コンテンツを挿入する | 4 |
消去 | ポートレートの欠陥や机の上のアイテムなど、不要なオブジェクトを削除する | 3 |
背景削除(機能しません) | 前景を保持しながら背景を削除する | 2 |
コントロール
サービス名 | 説明 | 価格(クレジット) |
---|---|---|
構図 | 入力画像を使用して生成を正確にガイドする | 3 |
スケッチ | スケッチや線画を使用して生成をガイドする | 3 |
4. オプション機能
画面下部の[追加設定]では、以下の機能が利用可能です。
- ネガティブプロンプト
- シード値
- アスペクト比
- スタイルのプリセット(Stable Image Coreのみ適用可能)
5. まとめ
このWEB-UIは、Stability AI - Developer Platformで利用できるほぼすべての機能を網羅しています。APIを使ってみたいけどハードルが高い…。という方は、ぜひご利用くださいませ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
6. 謝辞
本WEB-UIの開発は、うみせ君 (https://x.com/UiE029) にご協力いただきました。
ご助力ありがとうございました。
最後に
*本稿は、個人の見解に基づいた内容であり、所属する会社の公式見解ではありません。また、いかなる保証を与えるものでもありません。正式な情報は、各製品の販売元にご確認ください。