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バイブコーディング時代、学生の参入障壁は「難しさ」より「金」になってないか

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Last updated at Posted at 2026-02-09

貧乏学生だった。パスタは友達。

我、貧乏学生だった。パスタは友達。
そんなぼくでも手元には、親が入学と同時に買ってくれた生協パソコンがあった。

情報系じゃないが、プログラミングの会社に入りたいな。給料高そうだし。

これだけの理由で、手元のノートPC(メモリ4GB)にAtomを入れてPythonを叩き始めた。これが僕のプログラミングデビュー。

なお、給料はたいして高くなかった。


開発が「サブスク前提」になってきた気がする

今のプログラミングはバイブコーディングが主流だよな。

真面目に開発するなら最低でも課金プラン、いけるなら上位プランに入れと言われている空気がある。

俺自身、業務では会社が契約したGitHub Copilot、趣味プロではClaudeCodeのM5プランにお世話になってる。
使いきれていない気もするが、Proプランだと足りない。

節約するならAPI経由なんだろうけど、それはめんどくさい。
設定して、キー管理して、ツールに繋いでetc……って、認知負荷が……ねぇ。


月1.5万円は「高い/安い」より「楽」

まあ、月1.5万円くらい払うのは正直どうってことない。
API連携して設定するわずらわしさより、1.5万払うほうが認知負荷的に楽。少なくとも俺は。

あと、1.5万って正直安いよね。

プログラミングやるのが楽しくて、開発が楽しくて、パチンコとか行かないし(もともと行ったことないけど)。
月1.5万で外に出る回数、外でお金使う日数がどれだけ減っているのか。節約に貢献してくれているのか。

このまま独身一直線であることに目を瞑れば、とても有意義なお金の使い方だろう。お父さん、お母さん、ごめんなさい。


でも、学生の俺が今これを見たら、たぶん折れてた

でもさ、今俺が学生に戻ったら…って想像したらさ、プログラミングデビューしなかったような気がするんだよな。

だって、月3000円すら払うの躊躇してたと思うもん。
200円のパスタソースすら買うのに5分悩んだことあるよ。

しかも学生って時間だけはあるじゃん。
時間があるってことはさ、それすなわち、上限さんが「こんにちはっ!」になるじゃん。

俺は社会人で、残業も月20時間程度はやっているから、趣味プロは平日はやっても2〜3時間。0時間の日だって多い。
しかも、ドキュメント読みに行ったり、Qiitaで情報収集していたら、いつの間にかサーフィンしてたりする。

実際、バイブコーディングしている時間は1時間もないだろう。土日がメイン。だからM5で足りている。

でも学生は違う。時間があるぶん、詰まったところを殴る回数も増える。
ClaudeCodeだろうがCursorだろうが、どっちでもいいが、最上位のプランじゃないと足りなくないか?

で、ここで思うんだよ。

これ、学生が最初にぶつかる壁が「難しい」じゃなくて「金」になってない?
というより「試行錯誤の回数」が、そのまま月額料金に変換されてない?

俺が学生の頃こんな状態だったら、
「プログラミングって金かかるんだな」ってなって、たぶんデビューしなかったor戦略的撤退を選んだと思うんだ。


AIに書かせるのが上手い、は「コーディング力」と別の話

俺自身、優秀なエンジニアじゃない。
俺が書いたコードより、AIに書かせたコードのほうがきれいだし、バグも少ない自信がある。

けど、「そこら辺の人よりAIでプログラミングをさせる」ってタスクは上手にこなせる。
それは、エンジニアとしてコーディング以外の知識を勉強したからだと思う。

たぶん俺ができてるのって、コードを書く力じゃなくて「AIに渡す材料を揃える力」なんだよな。

前提、制約、入出力、例外パターン。
このへんを雑でも言語化できると、AIの出力が急にまともになる。

逆に、ここが弱いと「それっぽいけど動かないコード」が量産される。

で、その審美眼って、どこで身に着けたかっていうと、
何度も何度も失敗して、地雷を踏んで、ログ読んで、構成で詰んで、やっと身に着けた気がするんだよな。


生成AIは、学生から「周辺知識を拾う機会」を奪ってないか

生成AIは学生から「周辺知識の勉強の機会」を奪っていないか?

ググって、ドキュメント読んで、知らん概念にぶつかって、遠回りして、やっと腑に落ちる。
あの寄り道が、結局いちばん効いてた気がする。

でも今は、わからなんところを全部AIに投げられる。
それ自体は便利だし、俺もやってる。

ただ、その結果として「周辺知識を拾う機会」まで削れてないか?って思うんだ。
(まあ俺みたいなクソ雑魚エンジニアにとっても同じ指摘が来ることには目を瞑る)

なんかさ、なんというかさ、
「AIは仕事を奪う」よりも「就労人口を奪う」になりそうで俺は怖いよ。

仕事が消えるというより、「育つルート」が細っていく感じがする。
このまま行くと、エンジニア不足じゃなくて“エンジニアの育ち不足”にならないか?

どうすればいいんだろ

俺たちが出来ることは定年まで10人分働くしかないのかな。
会社へ、給料を10倍にしてください。

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