その10からの続きです、最終回です。
ロードバランサーへのルーティング
その8 の後半で HTTP でのルーティングをしたのと同様の手順でドメイン名とロードバランサーの紐付けを行います。Route 53 のホストゾーンに入ります。以下のような感じになっています。
もしその8 で作った Type: A のレコード(www.hogehoge.ga で実験したやつ)がまだ残っていれば、一旦 Delete record で削除して3つだけ残して下さい。
Create record します。
Record name は その8 の時同様に好きなホスト名を入れて下さい。ここからは設定方法が異なります。まず Alias にチェックを付けて下さい。
Route traffic to の部分から、Alias to Application and Classic Load Balancer > 自分のリージョン と選択すると、3列目に先ほど作成したロードバランサーが候補として出てくるはずです。これを選択し、Create records します。
レコードが4つに増えました。
HTTPS化完了
実はこれで設定は全て終わりです。この状態でURLバーに https://www.hogehoge.ga
と入力してみます。ちゃんと🔒マークが出ているのがわかります。この記事をアップする前にレコードを削除したので、申し訳ありませんが既にアクセスできません。
AWS側での設定ですることはもうありません、後はひたすらアプリを開発してデプロイするのみです。ただ、その6 でも軽く触れましたが、Flask をそのままアップロードしているだけです。次回はおまけとしてアプリケーションサーバーである gunicorn の導入を行います。