1. 概要
- 名称:Apache JMeter
- 種類:オープンソース パフォーマンステストツール
- 開発元:Apache Software Foundation
- 言語:Java
- 特徴:GUI & CLI 両方対応、クロスプラットフォーム
2. 主な用途
- 負荷テスト(Load Test):想定ユーザー数でシステムの応答確認
- ストレステスト(Stress Test):限界を超える負荷で耐久性確認
- 機能テスト(Functional Test):API や Web サービスの動作検証
- 分散テスト(Distributed Test):複数マシンから同時に負荷を与える
3. サポートされるプロトコル
- HTTP / HTTPS
- WebSocket
- FTP
- JDBC(DB接続)
- LDAP
- JMS
- TCP
- SOAP / REST API
4. 基本的な使い方(流れ)
- Test Plan 作成:テストの全体設計
- Thread Group 追加:ユーザー数・リクエスト回数を設定
- Sampler 追加:送信するリクエスト(HTTP、JDBC など)
- Listener 追加:結果を確認(表・グラフ・HTMLレポート)
5. 特徴
- GUI で直感的に操作可能
- CLI 実行で CI/CD に組み込みやすい
- 豊富なプラグイン(JSON、WebSocket、Kafka など)
- HTMLレポート自動生成 機能あり
- 無料 & オープンソース
6. 実務での活用例
- Webシステムの負荷テスト(同時アクセス数をシミュレーション)
- API テスト(REST/GraphQL の応答速度や正確性)
- DB 負荷テスト(SQL クエリの応答性能確認)
- CI/CD パイプライン(Jenkins + JMeter CLI による自動テスト)