はじめに

Proxmox　で LXC(Linux Container) のHAを構築するメモ。

MacbookPro M3 + UTM で環境構築していますが、x86-64でも手順は変わりません。

環境

今回はLXCのディスクをPoolに設定します。LXC作成時に設定してください。

1つのノードの管理コンソールで、「Datacenter」から「HA」を選択し「Add」を押下する。

「VM」でLXCのIDを入力し「Add」を押下する。

Resourceに追加され、「State」列がstartedになっていれば設定は完了。

ここではLXCはpve1で実行されており、ノードが応答しなくなった場合、HAはLXCコンテナを停止し、次のノードに移動させます。

ここではUTMでProxmoxを動作させているので、pve1のUTMを強制停止させます。

pve1が停止しています。

「State」がfenceになっています。

フェイルオーバーされて別のノードで開始されます。

HAの「State」でstartingになっています。

HAの「State」でstartedになっています。

移動先でも正常に動作します。

かんたんでしたね。