新人プログラマーさんよ、ちょいとロートルが昔話をしてもいいかい?
今後の話をさせてもらうのに、聞いておいて欲しいんだ。
俺のこと
(ここは読み飛ばしてもいいよ。多分ほとんど単語がわからんと思うから。noteだけ見て)
最初はファミコンだった。
小学校でスーパーマリオを狂ったようにプレイして、ゲームボーイが出て乾電池が切れるまで(単三4本で動いてたんだぜ?)テトリスやって。アキバでキット買ってきて電子工作もして。
中学校スーパーファミコンが出て。格ゲーをやりまくって。
高校に入って初めてMSX(当時としても古い8bit機。まぁ、TurboR買ったんだけどさ)でプログラム始めて。
皆さんと同じ新人プログラマー始めたのさ。1995年だから、それからほぼ30年。ずーっとコンピュータいじってるな(笑)
MSXでドラクエIIIのコピー版みたいなの作ってる先輩がいて驚愕したね。
自分でBASICで簡単なゲーム作れた時は感動したなぁ。。
すぐにスピードの限界が来て、先輩が鬼でアセンブラすら渡されず、BASICのPOKEでマシン語直接書いて。Z80の全命令とクロック数を覚えたもんだ。メモリも64Kしかなかった。
アセンブラもらって。同級生と格ゲー作ったりして。夏休みは泊まり込みでゲーム制作と、親父がシステム会社やってたからアルバイト。
コンピューターってものが、最後の1bitまでわかるいい時代だった。
BIOSとかCPU,メモリ,IO。中身が全部わかるの。先輩なんかVDPの仕様バグ見つけて利用してたり。
大学入って情報通信工学科。電波と情報工学を齧って、インタープリタの作り方習って、親父の会社で独自言語のシステム作ったり。
ちゃんとデジタル回路習ったのはよかった。組み込みもやったなぁ。H8でTRONとかさ。PICで実験機も作ったっけ。
インターネットも本格的には大学からだな。あれは衝撃だった。RS-232Cで全銀手順とか組んでたから、最初はCSMA/CDなんて適当、信じられなかったよ。。。
UNIXも大学からだな。最初はFreeBSDだったよ。親父の会社で組み込みハードにLinuxポーティングしたりしたっけ。
大学院まで行ってほとんど親父の会社で仕事してて、そのまま卒業と同時に親父の会社、からお客さんの会社に行ったっけ。
テレビ会議システムとか、事務系のシステム開発とか14年くらいやらせてもらったな。面白い自社開発が多い会社でよかった。アジャイル開発もやったなぁ。
(ここまで読み飛ばしても良い)
振り返ると、ちょうどコンピューターの変遷に付き合って生きてきた。
縁があって、今の会社で某研究所と組んで人工知能を勉強しつつシステム化始めたのが2018年。
まだLLMなんて想像もつかなかったっけ。
本題:変わり始めた2025年。俺としてはAI元年だと思う
さて、ここからが本題だ。これを見てくれ。俺のgithubの活動履歴だ。
目を細めてみてくれ。2024年と2025年以降の活動レベルの極端な変わり方は見えるよな?




見るとわかるけど、活動増えたの去年の4月くらいからなんだよ。github copilotのcoding agent見つけたから。
夜issueで実装頼んで朝できてるわけよ。おかしなスピードで作りたいもん作りまくってきた。
2024までは16とかなのが、2025はいきなり522、んで、今日、5月10日。半年経たずに787。母の日。母さんありがとう。
2024から2025で50倍プログラム組んでる。去年の9月〜12月は個人的な事情でほぼ動けなかったのにだ。
んで、2026は去年と比べて3倍のペース。
つまり、
AI以前と以後で今んとこ150倍の見込み。もっと上がる可能性はある。
いやね、オブジェクト指向以降、javaとか.netとか、生産性が10倍ペースで伸びてた実感はあるよ?
でもさ、早くね?たった1年だぜ?
インターネットの普及は何年かかった?javaがまともに使えるまで何年かかった?10年単位、早くて5年か?
今、こんな世界に立てるとは思わなかったよ。これからどうなるんだろうね。
プログラマー(システムインテグレーター)って要らないのかも?
最近、
いわゆるシステムインテグレーター(プログラマー含めてね)って要らないのかも
って思い始めたわけ。
おじさん、30年システム開発してたからね、いろんな人と組んでシステム作ってきたわけ。
中にはとんでもない天才とか、サボりがちな人とかいたさ。死ぬほど美しいコードみて悶絶したこともあったな。
あぁ、そうそう。サボるのはプログラマーの一番大事な才能だよ。サボるために全力でコンピューターにやらせるんだ。だから美しいコードも書ける。全ては人間がサボってコンピューターにやらせるためだ。
最近AI使ってて、人にプログラム作ってもらうのとほとんど同じじゃんて気づいたの。
んで、昔からのやり方ね。要件仕様をお客さんときちんと決めて、設計書書いてプログラマーさんにちゃんと作ってもらって、テスト仕様書で品質確保するわけ。
誰かがバスに轢かれてもシステムが作れるように。ソフトウェア開発のマネジメントの基本のキだね。
これさ、AIにやってもらえるんだよね。このやり方をスキルにしちゃったので。
まぁ、まだまだヒヨッコだけど、時々俺よりうまい要件きったり、うまい設計したりするんだよね。もちろんコードも。
新人プログラマーさんに送るエール?
だからなんだって話だけどね。
つまりは、プログラマーやるんだったら、AIを無視できない。
絶対的に。広範な知識と、絶大な生産性には人間は抗えない。これは間違いない。
ただ、今んとこAIは自律はしない。言われたことしかしない。経験もない。
わかんないんだけど、今後プログラマー(システムインテグレーターって仕事な)がどうなるか。
AIを使ってシステム組むじゃん?で、何を(what)システムとして組めばいいか、っていう本来考えなきゃいけないことがプリミティブに仕事になる。
他の、設計したり、コード書いたり、俺らが面白れ〜ってやってたこと(how)がほぼAIに取られちゃう。
要件を決めて、うまくAIに作ってもらう、本来のシステムインテグレーターのお仕事になる。
んでね。ここからが新人プログラマーさんへのエール。
ほんと頑張ってほしい。俺がしてきたような経験がないと、AIにうまくシステム作ってもらえないのは変わらないと思うんだ。
でも、新人プログラマーさんは新人だからね。経験ないよね。んでもって、経験するための設計やプログラムはAIがやっちゃうんだ。
5人で、10人で、100人で、小規模、大規模、単純で大きい、複雑で小さい。色々な経験が必要なはずなんだよ。
それが価値が極端に下がるから、事実上、できなくなる。怖いね。
諸君、私はコーディングが好きだ
諸君、私はコーディングが大好きだ
火事場の火消しが好きだ
前任者のスパゲッティを解きほぐすのが好きだ
翌日にリリースを控えて抱えるバグの数に絶望するのも大好きだ
データセンターに泊まり込んで、新幹線の中で、客先の会議室の中で、ありとあらゆるコーティングが好きだ
さらなるコーディングを望むか?
情け容赦のない、糞のようなコードを望むか?
よろしい、ならばコーディングだ!
こういう経験があって、AIにしっかり開発を頼めるようになる。と思うんだよ。
一方で、AIがあるから、学習自体はすごく早くできるようになった。
数学でも新しいアルゴリズムでも大学院の先生にいつでも聞けるようなスピードで学習ができる。
めちゃくちゃだよ。だから、経験を凌駕してうまくシステムを組めるようになるのかもしれない。
君たちはどうなるんだろう。俺もどうなるんだろう。どう成長していくのだろう。怖くて、楽しみだね。
ポエムだからね。山もオチも意味もない。結論もない。たまには、ね。
追記:新たなる希望
こんな事書いていたら、AIと共に進んでいる新人プログラマーさんがいた。本当に頑張ってほしい。多分私が到達出来ないところまで行けるんだろうな。川の流れは絶えずして。