エンジニアプラン
- 息をするとお金がもらえる
- 季節変動フレックス(時差)勤務で太陽とともに生活する
息をするとお金がもらえる
「息をする」と「お金がもらえる」との間には論理の飛躍があります。具体的には以下のような論理となります。
- 息をする
- 体にエネルギーが補給される
- エネルギーの使い道を探す
- 仕事しか使い道がないので仕事する
- お金がもらえる
この論理を長期的に持続させるには、仕事がストレスにならないこと、仕事によって人生の喜びを得ることが必要です。
エンジニアという仕事によって人生の喜びを得るために常日頃チェックすべきことは以下の通りです。
- 使命感に駆られて仕事をしていないか
- 残業は思わずやってしまっているか
- 仕事という名の趣味をしているか
「仕事という名の趣味をしている」というのは、単に仕事が楽しいという意味である「仕事は趣味の延長線」とは大きく異なります。 趣味においては、作ったものを他者に提供できるよう品質の向上に努めており、このうち金銭のやり取りが発生するものを便宜上「仕事」と呼んでいるのです。
つまるところ、仕事は趣味を拡張したものではなく、趣味に包含されるものなのです。
季節変動フレックス(時差)勤務で太陽とともに生活する
みなさんは夏の夜、電気を付けたらなんだか暑く感じて冷房の温度を下げるというマッチポンプのようなことをしていませんか?冬の夜、無理に仕事をしようとして暖房をガンガン入れたりしていませんか?
電力消費は電気代の上昇だけでなく、二酸化炭素排出量の増加も招いているのです。
国立環境研究所から発行されている 日本の温室効果ガス排出量データ によると、2021 年度の部門別 CO2 排出量は、エネルギー転換部門(発電所、製油所等)が 430 百万トンで全体の約 4 割を占めており、電力消費が二酸化炭素の排出に影響を与えていることは言うまでもありません。
さらに近年の IT 業界では FinOps や GreenOps など、コスト最適化や二酸化炭素の排出量削減を行いながら IT の実現を行う動きが広まってきています。Web サービスにおいては、アクセス量の少ない時間帯はサーバーの稼働台数を減らすよう制御することが例として挙げられます。
前述のような、仕事が趣味に包含される世界線においては、FinOps や GreenOps なども趣味ですでに実践されている必要があります。
このような二酸化炭素の消費量を削減する方法の一つが、「日中は起きて、夜は寝る」生活、すなわち、「太陽の出ている時間に働く」生活です。以前の記事 で書いた通り、日の光を利用することにはさまざまなメリットがあるのでおすすめです。
夜型の人にこの生活を無理に押し付ける意図はありません。
現在、多くの会社が季節を問わず 1 日 8 時間もしくは 1 か月 160 時間の勤務をルール化しており、中には勤務時間帯まで指定されている会社もあります。夏は日中に仕事できても、冬にはほぼ必ず日没後の仕事を強いられます。
この冬の課題を解決するために導入したいのが、季節変動フレックス勤務です。
例えば、1 日 8 時間(9:00 - 18:00)の勤務をしている会社には
- 4 月~ 9 月: 9.5 時間勤務(7:30 - 18:00)
- 10 月~ 3 月: 6.5 時間勤務(8:30 - 16:00)
のような働き方を導入します。そして、可能な限り、全社員が窓に向かって仕事をします。
このようにすることで、太陽の光を最大限活用できるため、照明による電力消費を削減できます。これに加えて、勤務地を真夏に避暑地、真冬にシンガポールなどとすれば、冷暖房による電力消費も削減できます。なお、電気代より旅費の方が高くなる場合もありますのでご注意ください。
まとめ
いわゆる「好きなことで生きていく」的なことができればいいなと思っています。
なお、来世はねこになる予定です