ここでの「リモート窓際族」とは、リモートワークで日の光を取り入れるべく、窓に向かって仕事している人たちのことを言います。実際の「窓際族」の意味は含まれません。
背景
自宅の窓際で仕事していると、幾度となくすがすがしい気持ちになりました。
この気持ち、共有したい。ただそれだけの理由でこの記事を書きます。
(いらすとやさんの画像を 9 枚使わせてもらいました。ありがとうございます。)
触れないこと
リモートワークの良さそのものについてはここには書きません。
窓際で仕事することのメリット
日光を浴びてビタミン D を生成できる
日光を浴びることで、ビタミン D やセロトニンが生成されます。
ビタミン D はカルシウムやリンの吸収を促進し、骨や歯を丈夫にします。
また、セロトニンには心身をリラックスさせる効果があります。
再春館製薬所の記事 によると、次のような効果があると言われています。
日光浴によりセロトニンやビタミンDが分泌されることで、ストレス解消やリラックス効果も期待できます。ストレス解消することで、集中力の向上や疲労解消にもつながります。
メンタルヘルスの不調を未然に防ぐためにも、日光浴を日常的な習慣として取り入れるのがおすすめです。
このように、日光浴では多大な効果を得られます。
リモート窓際族になると、この効果を年平均 1,900 時間も受けられるのです(気象庁・日照時間の 1990 年~ 2020 年平年値)。
会議で明るい顔を見せられる
外の光に顔を向けて仕事をするので、顔に光がよく当たり、オンライン会議で印象が良くなります。もちろん、元気がない日も元気だと思わせることができます。
私の体験では、晴れの日に限らず、雨の日でも十分顔を明るくすることが可能です。
電気代を節約できる
天然の光で仕事ができるため、昼間から照明をつける必要がなくなります。
窓際で仕事することのデメリット
ポジションによっては窓枠の影が顔に重なり、良からぬ表情に見えることもある
執務ポジションによっては、顔の真ん中に窓枠の影が重なることもあります。
私も以前、顔に影が立ち込めたことで、会議の際に悪い人だと間違えられてしまったことがありました。
机の位置を調節して、いいポジションで会議に臨みましょう。
エディタにダークテーマを設定している場合、日光が強すぎると画面が見えにくくなる
これはリモート窓際族の宿命とも言える問題です。
対処しようとして、画面の明るさを上げることになり、かえって電気代を浪費してしまうことも少なくありません。
日中はライトテーマにしたり、レースカーテンや置物などで光を遮るなど、調整しましょう。
冬季は太陽が低い位置にあり、日光を直接目で見てしまう危険性が高まる
日光を直接目で見てしまうと、目を傷めてしまう可能性があります。
良かれと思ったことで体に害が発生しては、元も子もなくなってしまいます。
カーテンを一部閉めたり、少し窓から離れるなどして、日光を直接見ることの無いようにしましょう。
これらデメリットを解消するために部屋中を移動しなければならないこともあります。
おすすめは座椅子に座り、ちゃぶ台の上に PC を置くことです。
執務ポジションをいつでも動かせるようにし、コード設計だけでなく仕事ポジションの設計も変更に強いものへ変えていきましょう。
外部ディスプレイは、可動式のディスプレイスタンドに取り付けるのが良いでしょう。
まとめ
今回ご紹介してきたリモート窓際族。前述のメリットから、この方法は健康・お金・対人関係すべてにおいて効果が得られる画期的な方法です。
みなさんもぜひやってみてください。