概要
Claude / Copilot / Antigravity / Jules / Gemini CLI の使い分け完全ガイド
はじめに
「Claude Pro に課金してい
Claude / Copilot / Antigravity / Jules / Gemini CLI の使い分け完全ガイド
はじめに
「Claude Pro に課金しているのに、すぐ上限に達してしまう……」
「AIにコードを書かせたいけど、どのツールを使えばいいかわからない……」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、有料ツール(Claude / GitHub Copilot)のトークンをなるべく消費せずに、無料のAIエージェントを組み合わせて開発を加速するワークフローを紹介します。
この記事でわかること
- 有料AIのトークンを無駄遣いしない設計フロー
- 無料AIエージェント(Jules / Antigravity / Gemini CLI)への賢い仕事の投げ方
- 各ツールの特徴・成功率・制限の実態
前提:使用ツール一覧
※1 2026年3月12日より、学生向けプランは「GitHub Copilot Pro」から「GitHub Copilot Student」プランに変更されました。Premium Request 300回/月の上限は据え置きですが、Claude Opus/SonnetなどのモデルはAuto mode経由のみの提供となりました。
ポイント:Claudeは「賢い相談役」として仕様書磨きに専念させ、実装はなるべく無料Agentに任せるのがこのフローの骨子です。
コーディングフロー全体像
[0] 自分でざっくり仕様書を作る
↓
[1] Claude と仕様書を磨き込む(+プロンプト生成)
↓
[2] AIエージェントに実装を投げる
↓
[3] 生成コードをチェック(テスト / デバッグ)
↓
[4] 問題なければ PR マージ / コミット
↓
[0] へ戻り、次の要件定義へ ← 完成するまでループ
[0] 自分でざっくり仕様書を作る
まず自分が実装したいことを、箇条書きレベルでいいのでメモします。
- ユーザーがボタンを押したらスコアが+1される
- スコアは画面上部に表示される
- 10点になったらゲームオーバー画面に遷移する
この段階では完璧さは不要です。「何を作りたいか」が自分の中で整理できていればOK。
ここは紙に箇条書きにしながらすると、思考が整理されるのでいいかもしれません。アイデアを安め、無料のAIと一緒に対話しながら出すとより良いです
[1] Claude と仕様書を磨き込む
[0]で作ったざっくり仕様書を Claude Sonnet / Opus に渡し、より具体的な仕様書へ磨き込みます。同時に、次のステップで使う AIエージェント向けプロンプトも生成してもらいます。
効果的なプロンプトの書き方
以下の仕様書をもとに、AIコーディングエージェントに渡すための
より具体的な仕様書とプロンプトを作成してください。
不明な点があれば実装前に私に確認してください。
---
([0]で作ったざっくり仕様書を貼る)
「不明な点は私に聞いて」と明示するのが重要なポイントです。曖昧なまま進めると後工程でのAgent失敗率が上がります。
Claude Code(CLI)を使うとさらに効果的
Claude Code を使っている場合は、この段階でターゲットのリポジトリ/フォルダを開いておくと、コードベースを参照しながら仕様を精錬してくれます。(すでに何かしらの実装を行なっている場合は特にそうです)
cd <リポジトリのパス>
claude
トークン節約のコツ
- Opus は高性能だが消費が激しい。仕様の精錬には Sonnet で十分なことも多い
- Claudeのトークンは「使用回数」ではなく**「思考量(出力トークン数)」で消費**される
- 5時間ごとに使用可能量がリセットされる仕組みのため、一気に使い切らないよう注意
- 2025年8月以降は週次上限も追加されているため、一日で大量消費すると週単位で制限がかかることがある(ヘビーユーザーの約5%未満に適用)
[2] AIエージェントに実装を投げる
[1]で磨いたプロンプトを、以下の優先順位でAgentに投げます。
優先順位
① GitHub Copilot Agent(クラウド)← 最優先② Antigravity(クラウドIDE)③ Google Jules(クラウド)④ Gemini CLI(ローカル)
① GitHub Copilot Agent
- 種別:クラウド(非同期処理)
- コスト:1タスク = 1 Premium Request 消費
- 月あたり上限:300 Premium Request(学生は Copilot Student プランで無料)
- 成功率:高め(Codex ベースのため命令の解釈精度が高い)
- 特徴:非同期なので投げてから結果を待つスタイル。Premium Request は月300回なので1回1回を大切に使う
2026年3月の変更点:学生向けは「Copilot Student」プランに移行。Claude Opus / Sonnet の個別指定は不可になりましたが、Auto mode 経由でAnthropicモデルは引き続き利用可能です。
② Antigravity
- 種別:クラウドベースのAgent-first IDE(VS Code fork)
- コスト:無料(パブリックプレビュー中)
- 特徴:
- 注意点:
③ Google Jules
- 種別:クラウド(非同期処理)
- コスト:無料(1日15タスク・同時3タスクまで)
- 使用モデル:Gemini 2.5 Pro
- 成功率:まあまあ(個人的体感では4〜5割)
- 特徴:
④ Gemini CLI
- 種別:ローカル
- コスト:無料(使用量ベース。1日後に補充)
- 成功率:まあまあ(4〜5割程度)
- 特徴:
[3] 生成コードをチェック(テスト / デバッグ)
Agentが生成したコードを動かして確認します。結果に応じて対応を分岐します。
① エラーが出た場合
コンソールのエラー文をそのままコピーして、同じAgentに修正を依頼します。
以下のエラーが発生しました。修正してください。
---
(エラー文をペースト)
② 意図と違う挙動になった場合
まず PR を閉じるか、Discard Changes して [2] に戻るのがおすすめです。
なぜ「追加修正を依頼しない」のか?
AIに「修正して」と依頼し続けると、今度は正常動作していた別のロジックが壊れたり、修正が中途半端になるケースが多いためです。リセットしてプロンプトを補強してから再投げする方が、トータルの時間が短くなり、トークンも節約できます。
それでも改善しない場合は [1] に戻ってプロンプト自体を見直します。
③ 自力修正が早いケース
対象言語が読める場合は、Agentに投げるより自力で修正した方が早いこともあります。(定数変更など。(大抵の場合、AIの実装する変数名で、全部アルファベット大文字のものは定数です))
Agentへの追加依頼は時間がかかる上に、前述の「他ロジックへの影響」リスクもあるため、コード量が少ない修正は自力で対処するのが合理的です。
[4] 問題なければマージ → [0] へ
動作確認が取れたら PR をマージ / コミットして、[0] に戻り次の要件定義を行います。
完成するまでこのループを回し続けます。
各AIツールの特徴まとめ
PROTIPS
Deep Research を [1] と [2] の間に挟む
仕様書の草案を作る段階で手が止まったとき、Gemini / Copilot / ChatGPT などのDeep Research機能で先行事例を調べるステップを挿入すると詰まりが解消します。
手順:
- [1]でClaudeに「この仕様に関連する先行事例/研究を調べるためのプロンプトを作って」と依頼
- そのプロンプトでDeep Researchを実行
- レポートと元の仕様書をセットにして [2] のAgent投げプロンプトに添える
これだけで仕様の網羅性が上がり、Agentの成功率が改善します。
Copilot は学生なら無料
GitHub Copilot は学生向けに 無料(Copilot Student プラン) で提供されています(GitHub Education経由)。Premium Request も月300回あり、1エージェントタスクごとに1消費。学生エンジニアは真っ先に登録すべきです。
まとめ
- Claude は仕様書の精錬に専念させる(実装Agent として使うとトークンがすぐ枯れる)
- 実装は無料Agent(Antigravity / Jules / Gemini CLI)に任せる。優先順位は Copilot → Antigravity → Jules → Gemini CLI
- 失敗したらリセットして再投げする方が、追加修正を繰り返すより速い
- Deep Research でプロンプトの精度を上げると成功率が全体的に上がる
-
AntigravityはローカルツールではなくクラウドIDE。レート制限の状況次第でバックアップを用意しておくと安心
AIをうまく使い分ければ、月の課金コストを抑えながら開発速度を大幅に上げられます。ぜひ試してみてください。
この記事は norinori1 ポートフォリオ から自動投稿されました