1. はじめに
本記事は、以下の前提条件で、AWS Bedrock チャットを使用してAWSのシステム構成図の作成を省力化するアイデアについて記述しています。
・AWSのアカウントがありAWS Bedrockを使用できる。
・drawioでシステム構成図を作成している。
・AWSアーキテクチャアイコンを使ったシステム構成図の下書きを労力をかけずに作成したいという要望がある。
2. AWS Bedrockに移動
AWS管理コンソールにログインし、検索から「Bedrock」と入力し、Bedrockのホーム画面を見てださい。

ここで、左側のナビゲーションメニューから「テスト」-「チャットテキストのプレイグラウンド」を選びます。
3.モデル選択
チャットモードで使用するAIモデルが選択できます。
本記事の検証では、「Anthropic」の「Claude Sonnet 4」を選びました。

「適用」をクリックして次の画面に進みます。
4.プロンプトを起動
プロンプトに、例えば、以下のように入力してみます。
AWSのアーキテクチャアイコンを使って、AWSのシステム構成図を描いてほしいです。
システム構成図には、 "ACOUNT-X"というアカウントがあり、 "VPC-X1"というVPCがあり、その中に Public Subnet と Private Subnet があり、Internet Gateway がVPCについています。
Public Subnet には2台のEC2があり、Private Subnet にはRDBがあり、S3のInterface endpointがあります。
このようなシステム構成図を描画できますか?
「実行」をクリックして回答を待ちます。
5.下書きを確認
AIはテキストベースで図を表示してきます。例えば以下の画像のように図と説明が出力されています。

ここで体裁は一旦置いておいて、内容的に正しいかどうかを確認して、正しければ以下のようなプロンプトを入力して実行します。
上記の図について、drawioでAWSアーキテクチャアイコンを使用して作図するためのxmlファイルを作成できますか?
6.drawioのxmlを生成
回答により以下のような drawio、app.diagrams.netで読み込み可能なXMLファイルが生成されます。
以下はXMLのサンプルとなります(抜粋)
<mxfile host="app.diagrams.net" agent="Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/143.0.0.0 Safari/537.36 Edg/143.0.0.0" version="29.3.0">
<diagram name="AWS Architecture" id="aws-architecture">
<mxGraphModel dx="1210" dy="756" grid="1" gridSize="10" guides="1" tooltips="1" connect="1" arrows="1" fold="1" page="1" pageScale="1" pageWidth="1169" pageHeight="827" math="0" shadow="0">
<root>
<mxCell id="0" />
<mxCell id="1" parent="0" />
<mxCell id="account" parent="1" style="points=[[0,0],[0.25,0],[0.5,0],[0.75,0],[1,0],[1,0.25],[1,0.5],[1,0.75],[1,1],[0.75,1],[0.5,1],[0.25,1],[0,1],[0,0.75],[0,0.5],[0,0.25]];outlineConnect=0;gradientColor=none;html=1;whiteSpace=wrap;fontSize=12;fontStyle=0;container=1;pointerEvents=0;collapsible=0;recursiveResize=0;shape=mxgraph.aws4.group;grIcon=mxgraph.aws4.group_account;strokeColor=#CD2264;fillColor=none;verticalAlign=top;align=left;spacingLeft=30;fontColor=#CD2264;dashed=0;" value="ACCOUNT-X" vertex="1">
<mxGeometry height="600" width="800" x="80" y="80" as="geometry" />
</mxCell>
<mxCell id="vpc" parent="account" style="points=[[0,0],[0.25,0],[0.5,0],[0.75,0],[1,0],[1,0.25],[1,0.5],[1,0.75],[1,1],[0.75,1],[0.5,1],[0.25,1],[0,1],[0,0.75],[0,0.5],[0,0.25]];outlineConnect=0;gradientColor=none;html=1;whiteSpace=wrap;fontSize=12;fontStyle=0;container=1;pointerEvents=0;collapsible=0;recursiveResize=0;shape=mxgraph.aws4.group;grIcon=mxgraph.aws4.group_vpc;strokeColor=#248814;fillColor=none;verticalAlign=top;align=left;spacingLeft=30;fontColor=#AAB7B8;dashed=0;" value="VPC-X1" vertex="1">
<mxGeometry height="460" width="720" x="40" y="60" as="geometry" />
</mxCell>
<mxCell id="public-subnet" parent="vpc" style="points=[[0,0],[0.25,0],[0.5,0],[0.75,0],[1,0],[1,0.25],[1,0.5],[1,0.75],[1,1],[0.75,1],[0.5,1],[0.25,1],[0,1],[0,0.75],[0,0.5],[0,0.25]];outlineConnect=0;gradientColor=none;html=1;whiteSpace=wrap;fontSize=12;fontStyle=0;container=1;pointerEvents=0;collapsible=0;recursiveResize=0;shape=mxgraph.aws4.group;grIcon=mxgraph.aws4.group_security_group;strokeColor=#248814;fillColor=none;verticalAlign=top;align=left;spacingLeft=30;fontColor=#248814;dashed=0;" value="Public Subnet" vertex="1">
<mxGeometry height="180" width="300" x="40" y="60" as="geometry" />
</mxCell>
<mxCell id="ec2-1" parent="public-subnet" style="outlineConnect=0;dashed=0;verticalLabelPosition=bottom;verticalAlign=top;align=center;html=1;shape=mxgraph.aws4.ec2;fillColor=#F58534;strokeColor=none;" value="EC2-1" vertex="1">
<mxGeometry height="78" width="78" x="60" y="80" as="geometry" />
</mxCell>
以下は省略...
7.drawioのファイル読込み図を確認
ブラウザで以下のURLに移動します。
https://app.diagrams.net
ここでファイルメニューから、前述の6.で作成したxmlファイルを読みますと、以下の画像のようにアーキテクチャアイコンを使用した図が表示されていれば、期待値どおりの動きとなります。以下の画像はAI生成されたXMLファイルによる表示例。

8. まとめ
今回の記事では、AWS管理コンソールのBedrock画面を用いてテキストの指示だけでアーキテクチャアイコンを入れたシステム図を作成する手順を検証を行いました。
AWS Bedrockについては以下の公式ドキュメントを参照願います。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/bedrock/?icmpid=docs_homepage_ml
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
