0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

(Salesforceテクニカルアーキテクト(CTA)試験)受験体験記

Last updated at Posted at 2025-02-23

先日、SalesforceのCTA(テクニカルアーキテクト最終試験)に合格しました。

試験概要

テクニカルアーキテクト(CTA)の試験概要については以下にまとめています。
Salesforceテクニカルアーキテクト事前評価(1次試験)について/Salesforce Certified Technical Architect (CTA 1st exam)

以下は公式から出ている説明です。よく制度が変わるので、以下を正にしていただいたほうが安全です。
Salesforce社公式:認定テクニカルアーキテクト資格

受験体験記

合格までの期間は数年かかり、事前試験2回、最終試験はリテイク含めて3~4回受験したと記憶しています。(リテイクというかなり有利な制度があったのですが、去年廃止されました。)

受験にあたって、とても重要なこと:勉強時間の確保
ここ数年、常に複数の提案や案件を抱えており、勉強時間の確保がかなり厳しかったです。
とにかく知識のINPUTや技術の理解、ソリューションのメリデメ考察に時間を要しますので、まとまった勉強時間が確保できないと相当厳しい資格だと思いました。
合格をしている方を見ると、案件が落ち着いているタイミングで勉強していたり、稼働調整、勤務内での勉強許可、長期休暇など取得しているかたが多かったように見受けられます。
※ちなみに私の失敗として、システムアーキやアプリアーキを取得した後に、CTA受験を目指すまでに数年空けてしまったのですが、すべて勉強しなおしになりますので、前提資格取得後は即座にCTA受験に向けて勉強を始めることを奨励します。

勉強にかかった時間
私の場合、Salesforceのプロジェクト経験8年(?多分)+前提資格保持からのスタートでしたが、超概算で1,000時間以上かかったように思います。 ※曖昧
前提資格を取り切ったのが27歳くらいだった気がするので、30歳すぎくらいから勉強を始めたのですが、すっかり勉強した内容を忘れており、まずは前提資格のすべてを復習するところから始めました。
また、プロジェクトが忙しくなって数か月勉強に手つかずなど頻繁にありましたので、非効率な勉強の仕方をしてしまったと思っています。

【1,000時間の内訳】
・資格や前提知識の復習 資格8個×5時間=約40時間
・模擬レビューボード 25回(準備4時間+プレゼンQA2時間+復習4時間=10時間)=約250時間 ※アクセンチュアやSalesforceのベテランCTAの型にお時間いただき、モックを行う。
・その他勉強 週4~12時間×期間3年×案件が忙しくなると手つかずのため割合66% (平均8時間として、8時間4週間12か月3年66%)=約800時間 ※自分でシナリオ解いたり、Youtubeやサイトを見て勉強したり、人に教わったり等。

以下、ChatGPTより、勉強の目安だそうです。
image.png

受験のきっかけは何か?
アクセンチュアに勤めていた時に、お世話になっているSalesforce部隊のディレクターのかたから、「日本の女性でまだ1名も合格者が出ていない。チャレンジしてみないか?」と言われたのが始まりです。
打診を受けた当時、CTAが何かはよくわかってませんでしたが、当時の同僚や前職の上司に合格者がチラホラいたので、「じゃあやってみようかな。」と軽い気持ちで受けたのがキッカケです。(そして想像以上に勉強することに・・・:scream:
また、周囲に優秀な女性が何人もいるのにも関わらず、国内に女性が1人もいないのは変な状況だとも感じましたのも、受験の動機になったように感じます。(海外だと女性の合格者は普通に居ます。)

CTAを受験してよかったのか?奨励するか?
途中で勉強をやめてもいいので、絶対に受験を目指したほうがお得です。おすすめします。
仮にCTAに受からなくとも、CTAへの挑戦に伴う知識・経験・人脈は確実に今後の仕事にプラスになると感じます。
時間も体力もかかる試験ですので、受からなくても、途中でやめても、そこに対して批判する方はいないです。(様々な事情で途中離脱されたかたを何人も見かけましたが、そのかたを批判するかたは1人もいませんでした。私が何度か試験に落ちた際に、「そもそも目指すだけで凄いよ」と言ってくださったかたも居ました。)

振り返ると、シニアで卓越したスキルを有するCTAのかたに、納得するまで何度も時間をいただき、技術的なアドバイスや経験をご教示いただけるのは、非常に贅沢な時間だったと思います。
考え抜いて、調べぬいて、考察・メリデメ・自身の回答の腹持ちを持っていくのですが、圧倒的な経験をもとに自分にはない視点や軸でアドバイス/回答修正の機会をいただけました。
(例:私の説明⇒「外部ユーザのアクセス権限に関して取引先と取引先責任者リレーションの共有セットを用いて対処する。共有ルールでは対処できず、Apex共有は過剰である。」、CTA・ジャッジのアドバイス⇒「そのソリューションに加えて、取引先データ共有を活用する手段もあるのではないか?共有セットはあくまで2階層までなので本要件には適応できないのではないか?、これは機能としてはマッチするが、非機能・LDVを考慮すると業務やパフォーマンスに懸念がでるのではないか?」など)

また、試験範囲がSalesforce外にも及びますので(ERPの概要やAWSの構成、AzureADの構成など聞かれることもある)、案件でSalesforceばかり案件でやっている人にとっても勉強になると思います。

尚、長く続けるコツは、(特に忙しい方は)騙し騙し緩くやることが大事かと思います。私は、どうせ落ちていい、受けるだけで十分だ、と考えていました。

実際のレビューボードでは、昔の会社にいた上司(上司といってもかなり遠い上の存在のかたでしたが)が2度ほどジャッジ役で出会い、人生のめぐり逢いって面白いなと思いました。 ※ちなみにジャッジになれる方は、CTA合格者の中でもシニア中のシニアな凄いかたたちです。

管理職になって、なかなかやり方に対してアドバイス・指摘を受ける機会がなかったので、最初は少しショックを受ける場面もありましたが、実際にCTA受験の勉強を通して、提案活動や案件のデリバリーの際に、即座にアーキを組んで見積もりできたり、クライアントからの回答に即答できたり、技術的に危ないポイントを早い段階で検知/対処を打てるようになったので、とても仕事に対してプラスになったと思っています。

以前、最終試験のシナリオを解く時間が2時間しかなかったのですが、2020年頃から3時間に拡張されました。しっかり勉強していればすべての問題を解ききれる持ち時間になりましたので、まずは目指してみてはいかがでしょうか。 

奨励勉強プラン
<Step1>認定アプリケーションアーキテクト、認定システムアーキテクトの取得 ※合計7個の資格合格をすると得られる資格
本資格に合格したら、即座にStep2、3、4に入ったほうがいいです。(覚えたことを忘れてしまうため。)

<Step2>技術的なQAフォローや模擬レビューボード(試験の模擬)に付き合ってくださるメンターを見つける。
※アクセンチュアとSalesforce社のかたにメンターになってもらいました。
<Step3>CTA601の受講(10万円くらいだったかな・・・)
認定テクニカルアーキテクト レビューボード試験対策 Virtual ワークショップ
https://trailheadacademy.salesforce.com/ja/classes/cta601-prepare-for-your-technical-architect-credential
上記受講後に模擬レビューボード参加資格を得られる。(非公開のChatterに招待される。)
<Step4>以下を繰りかえし行う。
・【勉強】技術知識のキャッチアップ(Web、本)や、ソリューションのメリデメ考察、実機操作してキャッチアップなど
・【模擬試験】自分でシナリオを解き、模擬レビューボードを行い、フィードバックを受ける。
・【模擬試験】人のシナリオプレゼンを見る。 ※こんな回答の仕方があるのか!効率的な説明の仕方があるのか!など、必ず気づきがある。
競合他社の中で技術的に相当強い人が模擬レビューボードを開催しますので、本当に貴重な機会です。(私は日程調整がうまくいかずあまり参加できなくて勿体ないと感じました。)
・【課題対応】フィードバックをもらい、ひたすら改善。
<Step5>受験
となります。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?