Cloud Runのリビジョンタグを、ただのリリース断面の目印的に使っていたら、無駄な料金が発生してしてしまった的な投稿です。
Cloud Runとリビジョンタグ
Cloud Runは、Google Cloudでコンテナサービスを公開するためのマネージドサービスです。Cloud Runには、デプロイする(した)コンテナにリビジョンタグをつける機能があります。
リビジョンタグの用途
リビジョンタグは、リリース断面につけるただの目印ではなく、テスト、トラフィックの移行、ロールバックに利用するタグです。
デプロイする(した)コンテナにリビジョンタグをつけると、サービスで通常利用しているURLとは違うURLが割り当てられます。リビジョンタグに割り当てられたURLにアクセスして、事前にテストするなどの用途に利用できます。
あらかじめテストしてから環境を切り替えるブルーグリーン・デプロイメントやカナリアリリースなどが可能で、公開したリビジョンで問題があった場合は切り戻すこともできる便利な機能です。
リビジョンタグの注意点
注意すべき点ですが、Gitのタグのようにリリース断面の目印的にリビジョンタグをたくさんつけてしまうと、意図しない料金がかかる場合がある点です。
リビジョンタグに割り当てられたURLにアクセスがあって該当リビジョンがリソースを消費した場合や、最小インスタンスを設定してコンテナを常時起動させるなどした場合はその分料金が発生するので注意が必要です。
なので、不要なリビジョンタグはこまめに削除するのがよさそうです。
参考