本記事はQiita Engineer Festa 2024のキャンペーンテーマ「markdown AIを使った記事を投稿しよう!」の記事です。
markdown AI
を実際に触ってみて、僕なりに具体的な活用方法について考えをまとめてみました。
markdown AI
の使い方については他の方が分かりやすく紹介していますので、参考にしてぜひ触ってみてください。
markdown AIの特徴
まず、僕が触ってみて感じた現状の markdown AI
の特徴は、
- 書いて公開というシンプルな機能
- 学習コストの低さ
の2点かなと思いました。
「書いて公開」というシンプルな機能
markdown AI
の「マークダウン形式で文章を書いて公開する」という機能面だけでいうと、Qiita や Zenn など他にもWebサービスはたくさんあります。
ですが、
- 文章を書く
- 公開する
という 潔いほどのシンプルさ は他のWebサービスにないかもしれません。
機能がありすぎると装飾にこだわったり、使い方が分からなくて調べたり、本来の「書く」という目的から脱線してしまうことが多々あるかと。
現在の markdown AI
はβ版なので、今後はAI機能も含めて充実していくとのことなのですが、書くことに集中できるという特徴は維持してもらえたらいいなと思っています。
学習コストの低さ
僕も仕事でHTML・CSSを教えることがあるのですが、初めてWebサイトを作る方にHTML・CSSは覚えることが多すぎてハードルが高すぎます。
僕の経験上になりますが、ここで挫折する方が多い印象です。
その点、markdown AI
は簡単なマークダウン形式を覚えるだけでWebサイトを実際に作れるため、学習コストがかなり抑えられます。
実際に使う人は当然のことですが、教える側の立場においても学習コストが低いのはメリットでしかないですね。
立場 | 人物像 |
---|---|
使う側 | 初心者、新入社員、学生、子ども |
教える側 | 経験者、先輩、先生、親 |
具体的な活用方法の考察
markdown AI
の特徴から現状での具体的な活用方法としては、
「初学者向けの学習ツール」
かなと思いました。
出典:pixabay
内容としては以下を学習する目的で使用するツールとして、活用できるのではないかと考えてみました。
- 書くというアウトプットの習慣を付ける
- Webサイトを自分で作ったという体験ができる
- 実際にインターネット上へ公開することでネットリテラシーを学ぶ
アウトプットの習慣化
書くというアウトプットって大切ですよね。
自分の考えや知識、インプットしたことを文章に書き出すだけで自分の中で整理することができます。
markdown AI
は文章を書くことだけに集中できるため、アウトプット以外に時間がとられにくいです。
アウトプットまでに時間がかかってしまうと、どうしても続かなかったりするので習慣化として使えるのではないかなと思いました。
自分で作ったという体験
僕も初めてWebサイトを作っていたときのワクワク感を覚えてます。
自分の手で作って、
完成させて、
周りに見てもらう。
初学者にとっては何にも代えがたい体験だと思います。
ただ、HTML・CSSのように覚えることは少ないので、達成感としてはちょっと物足りないかもしれないですが、学習の導入としてはいいかなと思いました。
ネットリテラシーを学ぶ
実際にインターネット上へ公開することで、ネットリテラシーの学習に使えるのではないかなと思います。
- インターネットに公開するリスク
- 表現によっては被害者にも加害者になりうる
- 著作権などの権利や個人情報について
などなど。
SNSが広まってインターネットへの公開ハードルが低くなっていますが、リスクは変わらずにあることをきちんと学ぶべきです。
markdown AI
は公開・非公開がすぐできる(限定公開の機能が欲しいところですが)ので、リテラシーを学ぶためのツールとして使えるのかなと思いました。
まとめ
今回は僕なりに markdown AI
の活用方法を考えてみました。
結論、 markdown AI
はシンプルな特徴を生かした
「初学者向けの学習ツール」
に広く活用できるのではないかと思いました。
いろんなWebサービスはありますが、多機能すぎると初学者は混乱してしまいます。
なので、何も知らない初学者に向けた学習ツールとして markdown AI
はシンプルかつ学習ハードルが低いため、オススメだと思いました。
※本当は「markdown AI
で図鑑を作ってみた!」みたいな内容を書こうと思っていたのに、全然違う記事になってしまった…