はじめまして!今年から社会人になりました新卒エンジニアです。
入社後配属された部署の課題でPython3エンジニア基礎試験を受験し合格したので、勉強方法や受験してみての感想について書こうと思います。
私は就職のため地方から引っ越してきて数か月ということもあり金銭的余裕がなかったので、参考書などを購入せずにネット上の模擬試験を駆使して勉強しました。
内容に対して少々お高めの受験料だと思うため、同じ状況の人の参考になれば幸いです。
Python3エンジニア認定基礎試験とは
Python3エンジニア認定基礎試験とは簡単に言うとPythonの基礎知識を問う資格試験です。
試験概要(資格概要)
受験日:通年
試験センター:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
受験料金:1万円(税別) 学割5千円(税別)
問題数:40問
試験時間:60分
合格ライン:正答率70%
出題範囲:オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル」+一般的な知識
参考:Pyhon3エンジニア認定基礎試験公式サイト
私のPython歴
大学の機械学習に関する研究で必要な部分を触ったことがある程度です。
講義などで丁寧に教わったことはなく独学で必要な部分だけ学習したので、今回資格として勉強してみて新たに得た知識もありました。
勉強に使ったサイト
出題範囲のテキストですが、ネットで見ることができます。
特別紙媒体で欲しいなどこだわりがなければワード検索もしやすいですしこちらで十分かなと思いました。
Python3エンジニア認定公式サイトには無料模擬試験が受験できる4つのサイトが紹介されています。
リーディング・エッジ社は残念ながら登録がうまくいかず(登録メールが迷惑メールに振り分けられていました...)利用できなかったのですがそれ以外のサイトは試したので、それぞれの特徴を書いていきたいと思います。なお、すべて無料会員分での感想になります。
プライム・ストラテジー
問題の難易度は少し高めですが、出題内容や順番がかなりテキストに沿った内容になっていると感じました。試験後メールですべての問題文とその正解、自分の解答が送られてくるため苦手な範囲を把握しやすいです。ただし解説は自分で調べる必要があります(ほとんどテキストに載っています)。
試験は第3回まであるので、はじめに出題形式を知りたいときや受験直前の腕試しとして取り組むのが良いと思いました。
DIVE INTO CODE
DIVE INTO CODEの良いところは問題がランダム順で出題されるところです。ただ、全く同じ問題が2回連続で出題されることもあります。過去2回分のみですが結果がサイトに保存されるため、周回用として利用していました。
問題の難易度は低めで総数も多くないため、いつのまにか解答自体を覚えてしまうのが難点です。
トレノケート
模擬試験は1パターンですが、全問題に解説があります。難易度は中間ぐらいに感じました。私は時間の都合上見ませんでしたが無料で視聴できる講義動画もあるようです。気分を変えたい時などに試してみると良いと思います。
結果
850/1000点で合格でした!
勉強期間は3週間、総勉強時間は15時間程度でした。
感想
Pythonの基礎知識を見直す良い機会になった
ネット上にサンプルコードが多く存在することもありなんとなくで触っていたPythonを資格取得のために勉強することでより理解できたように感じました。試験の難易度としては正直高くないため、これからPythonを扱いたい・勉強したいと考えている人にとっては良い一歩となるのではないでしょうか。
「Pythonを扱える」ことを証明するエビデンスができた
前述の通り学生時代Pythonを触ったことがありましたがそれを証明するものがなかったので、資格を持っているということは社会人になったばかりの自分にとって一つの自信に繋がりました。
複数パターンの問題を解いてみることが合格の近道!
他の言語でもそうだと思うのですが、同じ処理でも複数の書き方があったりちょっと書き方を変えるだけで全く違う結果になったりと一方のやり方を暗記しているだけでは解けない問題が数多く存在します。まず合格したいならテキストをくまなく頭に入れるよりもより多くの模擬試験を受けることをオススメします。
もちろん模擬試験を解くだけでは本番でカバーしきれない問題が必ず出てきます(私がそうでした)。ですので高得点を目指したい方は間違えた問題の別の記述法や関連する内容などを幅広く復習するのが良いと思います。
その中でも標準ライブラリは数が多いため、当日全く勉強していなかったものが出てきて焦りました...
最後に
いろいろ書きましたが、上記の感想に加え社会人生活の中で勉強を習慣付ける意味でも今回取得して良かったなと思いました。
ここまでお読みくださりありがとうございました!