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高校偏差値36の底辺がIT企業に就職するまでの話

Last updated at Posted at 2018-09-28

軽い自己紹介

  • 出身:大阪
  • 年齢:24歳(11月で25になります)
  • 趣味:ネトゲ,釣り,適当なサイト作り(主にRailsを使っている。goとvue.jsでなにか作りたい),一眼
  • 職種:エンジニア(主にサーバーサイドでPHP(Phalcon)使ってます)
  • 最終学歴:専門学校中退(ほぼ学校にゲームしに行ってました)
  • 借金:50万

はじめに

この記事を書こうと思ったきっかけは、駄目な人間だから出来ないのではないという事を伝えたくて書きました。
駄目な人間は自分で作り出してます。現状維持でよければそのままでいいですが
抜け出したいと思っている人のきっかけになれば幸いです。

時系列で書いていきますが、特に構成とかは考えてないので読みにくいのはご了承ください。

後結論から書きますと
環境はかなり左右されるが、中学時代5教科合計100点行っただけで喜んでいる,馬鹿でもエンジニアになれる。
しかしその環境も自分で探し入れる。
馬鹿でエンジニアになる場合に一番大事なのは頭ではなくコミュ力
そのコミュ力も相手のコミュ力が高ければ自分はなくてもOK(自分は慣れるまで挨拶しかしないし、顔見知り程度なら挨拶するのも避けたいレベルの人間)

高校卒業後

偏差値36という驚異的な数字の高校を卒業。
3年の夏の就職活動か、進学を決める時期に、このまま働いてもクソみたいな人生になりそうとか、今ITめっちゃ伸びてるしプログラマーになればとりあえず稼げるのでは?と(当時ネトゲでPCを使いまくっていたからもある)思い
親に相談し、専門学校へ

専門学校でやったこと

草が生えるほど何もせず。
入学してそうそうオタサーの姫に告白して撃沈したくらいですかね。
途中からは学校で使っていたPCで友達とゲームしたり、一日中空き教室で喋って寝て終わりとかいう糞みたいな日常を送っていた。

1年目は一応授業には出ていたけれど、プログラミングの授業は一体何がどうなって動いているのかとか、
理解が追いつかずに進んでいったため途中で挫折。
2年目からは上に書いたとおりなんのために学校に行ってるのかわからない状態に

プログラミングにはまったきっかけ:プログラミング教室のメンターに

2年の途中からほとんどフリーターに、学校は遊び場所。
3年生の時に某小学生向けプログラミング教室のアルバイトに応募し、採用され
そこからプログラミングを勉強し始める

相手が小学生といえど、こういう所に来る小学生はやはり頭がいい。
質問に答える力がないと、「他のメンター呼ぶからいいよ」と結構辛辣な言葉を言われる(子供は悪気があるわけではない)。

それが刺激になり、まずはバイト先の生徒が使っている教材で勉強を始める。
バイト先の技術試験に3ヶ月で合格
内容としては
Javascriptを使ったゲームを作成(if文、for文など使わないと駄目),生徒がよく起こすバグのデバッグ作業
Objective-cを使ったゲームを作成(if文、for文など使わないと駄目),生徒がよく起こすバグのデバッグ作業(当時はまだswiftが出たばっかりだった)

というもの当時の自分にしてみればプログラミングのプの字もわかってなかったので
ひたすら生徒の教材をやって合格

ようやくif文やfor文の意味、どうやればどう動くのかという基礎を21歳で理解する。

独学での学習

もう学校にはほとんど行っておらず平日もバイトやゲームで過ごす。
しかしこの頃からプログラミングの勉強を独学で行う。
お世話になったのはこの本
【いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室】
これはまじで独学で初める人の書籍にはおすすめ。
偏差値36の馬鹿でも出来ました。

 はじめてのハッカソン

ハッカソンってなに?は自分で調べてください。
バイトのメンバーに誘われハッカソンに出ました。
当時ハッカソンで使っていたリポジトリ
今みるとファイル構造とか一切無視したり、DB接続をファイルごとに定義してたりひどい・・・
自分が担当していたのはAPI部分全体です。

就職活動

全滅
一応専門学生という事で受けに行っていたのですが
学習以外一切してなかったので
言うことがない。
1次通ったのが一個くらいでそれも2次で終わったり、面接官の発言にムカついて煽ってしまったり(今思うとやばいやつ)

さらに1年アルバイト

ココらへんは本当にドットインストールでrailsやってーとか
PHPで掲示板作ろうとして途中でやめてーとか色々やってました

ある企業にエントリー

これは面接とかはほとんどなく
フローとしては
1.書類選考
2.skypeでの集団自己紹介
3.1~4の課題があるので期限までに各課題を提出(1→2、2→3に行く場合に課題が試験管の合格判定があります)
4.最終課題通過者にオフィス招待で、最終課題の成果発表

という自分にとって嬉しい選考フローと出会う。
自分は話すのが苦手なので、課題で見てくれるのはとても嬉しい。

ただこれに関しては必死に行いました。
当時実力ない自分には内容がとても難しく、初めて使う言語だったので
ドットインストールで
HTML,JS,CSSを1から学習して+node.jsも追加で学習。
朝から夜まで課題を行っていました。

そしてそのかいがあってか、無事最終選考も通過
最終選考時に作成した
node.js,websocketを使ったゲーム(未完成)
最終選考時に作ったもの

ここからはとんとんびょうし

最終発表後
インターンを行う事になり、一ヶ月東京へ
正直インターンでは満足行く結果は残せなかったけれど
課題時の成長速度と、今後の成長に期待して頂き、そのまま採用していただきました。

大きくやったこと

1.プログラミングのアルバイトをした。
2.自分なりにスローペースであったが学習を続けていた
3.一つ垂れていた紐をしがみついて引き寄せた

自分の人生の中で一番よく出来たなと思ったのが
無駄なプライドは捨てた
です。

バイト先の人たちは高学歴が多く正直自分は見下されているだろうと思い、最初は仲良く出来ませんでした。
けどそれは当たり前で、彼らは努力してきたからその学力を身に着けていて
自分はなにもしてこなかったからなにもないのです。

だったらそんなプライドは捨てて、出来る彼らに頼って助けてもらえばいいのです。
(もちろん「利用する」は駄目ですよ。「頼る」のと「利用する」は違います)

最後に

高校偏差値36の底辺高校を卒業し、21才からプログラミングを学習し始め
今があるのは、運よくいい環境に飛び込めたからです。

ただその環境はたまたま周りにあったわけではなく、自分から入ったから作れた環境です。
家庭環境と違い、大人になってからの環境作りは自分でできます。

とりあえず僕レベルの人間には誰でも簡単になれます。
特にどこかに勧誘とかするつもりもないので、もしご質問等あればコメント欄に書いてください。

当時ハッカソンで使っていたリポジトリ
最終選考時に作ったもの

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