1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

PyPIに登録した内容を検証する pip install ${自作パッケージ} の確認

Last updated at Posted at 2024-11-11

概要

PyPI(パイピーアイ) に登録した内容が期待どおりになっているかの確認を、以下のように実施した。

PyPIに登録されるファイル

パッケージの範囲に含まれるモジュールは__init__.py がおかれているフォルダ。
モジュールの利用例は登録されない

whl ファイルを作る

distフォルダにある whl ファイル,tar.gzファイルが登録される。
ファイルの例

dist/disparity_view-0.0.18-py3-none-any.whl
dist/disparity_view-0.0.18.tar.gz

PyPIに登録されるのは、モジュールの範囲だけなので、scripts/ などのフォルダは__init__.py がおかれていないかぎり、含まれていません。

PyPiのテスト環境へのアップロードするまでの作業の備忘録

Python: Twine を使って PyPI にパッケージをアップロードする

ここまでは、登録手順の復習です。

PyPIへの登録状況の確認

https://pypi.org/
この画面で、登録したパッケージ名で検索します。

そうすると、登録されているパッケージが表示されます。

PyPIに登録完了後の確認

利用例のスクリプトとpip install パッケージ名 でインストールしたモジュールとが整合性がとれているのかを確認する。

作業用のディレクトリでしかもvenvで新規の仮想環境を使うことで、まっさらな状況での動作を確認しています。

  1. 作業用のディレクトリを用意する。
  2. その作業用のディレクトリでvenv 環境を作る。
  3. python3 -m venv venv
  4. source venv/bin/activate
  5. python3 -m pip install パッケージ名
  6. cp -r 元のサンプルスクリプトのディレクトリ .
  7. cd コピー先のサンプルスクリプトのディレクトリ
  8. python3 サンプルスクリプト.py

このような流れで、PiPIに登録したwhlファイルの妥当性を検証した。

参考:パッケージの利用時に必要なデータがある場合の扱い

選択肢1:pip install 後に、ユーザーに必要なデータファイルをダウンロードしてもらう。

  • wget, gdown などのコマンドでダウンロードしてもら。

選択肢2:whl ファイルではなくdebパッケージを用いる。(Linuxの場合)

  • deb パッケージならば、pythonパッケージ以外のものもdebパッケージに含めることができます。
  • この中にデータファイルを含めることができます。
  • 利点:ネットワークに接続していない環境に、USBストレージを接続してインストールするのに向いています。
  • 欠点:機械学習系の学習済みファイルは巨大なので、debパッケージが巨大になりすぎる。
1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?