はじめに
ロボット マニピュレーター向け MATLAB および Simulink
をみるだけでは、ロボティクス分野でどのようにMATLABが使われているかを知るには足りない。
そこで、まずはMATLAB EXPOにあるユーザー事例を調査した。
MATLAB EXPOの講演資料から
- ユーザー事例を知ることは、どのような課題があって、それらの課題に対してどのようなアプローチをして解決したのかを知ることができる貴重なものである。
- ここでは、ロボティクス分野に関係しそうなものを個人的な観点で選んだ。
- スライドへのリンクを優先的に示した。
- 年度ごとのリンク先には動画のリンクもあるので各自活用してほしい。
MATLAB Expo 2024 講演
- 人型遠隔操作ロボットのモデルベースデザイン開発とリアルタイムシミュレーション
- 電線自律撮影ドローン開発におけるMATLAB、Simulinkの活用事例
MATLAB Expo 2023 講演資料
MATLAB Expo 2022 講演資料
無人航空機の自律飛行ソフトウェア開発におけるModel-Based Design適用事例
MATLAB Expo 2021 講演資料
MATLAB Expo 2020 講演資料
- 遠赤外線画像へのGANの適用と自律移動ロボットの制御
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人協働多軸ロボットのハンド技術開発における仮想開発環境の活用
ロボットのシミュレーションにおいて、グリッパーレベルであっても把持動作のシミュレーションは簡単ではなない。
対象物の3Dデータ、ハンドのモデル、ハンドの姿勢にもとづいて、接触したときの応力の計算、摩擦の計算などが必要になる。
Simscape Multibody を物体同士の接触をモデル化を使っている。
MATLAB Expo 2019 講演資料
以下はUSでのMATLAB EXPOの講演資料
MATLAB File Exchange
MATLABで書かれたユーザー開発のコードで共有用に公開されている場所には、MATLAB File Exchangeがある。
カテゴリーの分類ごとに、左側の選択肢があるから、たとえば、Robotics and Autonomous Systems が見つかる。