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LINE WORKS の監査ログを毎月自動保存して通知してくれるBot

Last updated at Posted at 2023-03-15

ついつい忘れてしまう監査ログの保存を自動化

LINE WORKSは監査を目的としたトーク履歴等の保存が可能ですが、
閲覧期間は180日までとなっています。

CSVデータとしてローカルにDLする事も可能ですが、
手動だとついつい忘れてしまいがちです。

そこで毎月1日に監査ログAPIを定期実行し、CSVファイルをGoogle Driveへ自動保存
およびBotでCSVファイルをお届けしてくれるツール(GAS)をつくりました。

LINE WORKSの監査ログAPIは、過去最大31日間までのログを取得可能です。
そのため 前月1日00:00:00 ~ 前月最終日の23:59:59までのログを毎月1日に取得する実装にしました。

実行イメージ

毎月1日になると、Botがログファイルと保存先パスを届けてくれる
image.png

保存先パスは以下のような感じ
※カスタマイズによりLINE WORKSのDriveや共有フォルダへ置くことも可能ですが
ひとまず今回はGoogle Driveの指定フォルダへ自動保存にしました
image.png

必要なもの

  • Googleアカウント(無償でもOK)
  • LINE WORKS Developers Consoleへのアクセス権限を持つID
  • LINE WORKS 便利ツール

事前準備

1. LINE WORKS便利ツールの準備

以下の手順に従い、便利ツールの事前準備をします

便利ツールの準備ができたら、シートの「Audit」を開き、必要事項を入力します

image.png

2. トリガーの設定

毎月1日にプログラムが定期実行されるように、
GASのトリガーを設定していきます。

Googleシートの「拡張機能」メニューから「Apps Script」を開きます
image.png

左側のメニューアイコンから、トリガーを選択します

image.png

画面右下のほうにある「+トリガーを追加」をクリックします
image.png

以下のとおりトリガーを設定します

 実行する関数を選択:getAudit
 実行するデプロイを選択:Head
 イベントのソースを選択:時間主導型
 時間ベースのトリガータイプを選択:月ベースのタイマー
 日を選択:1日
 時刻を選択:午前0時~1時
 エラー通知:任意

image.png

以上で設定完了です。

動作テスト

毎月1日にならないとログは取得できないですが、
ここまで設定がちゃんとできたか検証だけしてみましょう。

Apps Script」へ戻ります
image.png

ファイル:audit.gs を選択して、getAudit実行してみてください。
image.png

Botからメッセージが届いたら成功です。
image.png

ファイルを開くと、データはありません。
前月の1日~本日までの期間が指定されてしまっているのでエラーになっていますが、動作テストはこれでOKです。
image.png
トリガーの設定を誤っていなければ、1日になったらちゃんとデータが入ったログが届くはずなので、気長に待ちましょう。

参考にさせていただいた記事

いつもお世話になっている @kunihiros さんのコチラの記事のおかげで、徹夜を免れました。
https://qiita.com/kunihiros/items/0a8ecc855fe721912d5f

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