「パソコンの起動時に見慣れないバーが表示される」「ブラウザに『買い物ポケット』という拡張機能が勝手に追加された」——そんな症状に悩まされていませんか?
それは 「E START(イースタート)」 というソフトウェアが原因かもしれません。
本記事では、ESTARTの正体(アドウェア/PUPとしての位置づけ)、意図せず入ってしまう原因、書籍やネット検索で困っている方向けにPCやブラウザから安全かつ完全に削除・アンインストールする方法を詳しく解説します。
1. ESTARTとは?アドウェアなの?
結論から言うと、ESTARTはウイルスではありませんが、実質的にアドウェアやPUP(Potentially Unwanted Program:潜在的に不要なプログラム)として扱われることが多いソフトウェアです。
かつて日本語入力ツールや検索バーとして広く使われていた「JWord」の後継プログラムにあたります。
主な症状・特徴
- デスクトップバーの常駐:画面上部やデスクトップ上に検索バーやニュース枠が表示される。
- ブラウザ拡張機能の自動追加:「買い物ポケット」などの拡張機能が追加され、ショッピングサイト閲覧時に広告や価格比較がポップアップ表示される。
- PCの動作が重くなる:Windows起動時にバックグラウンドで自動実行(スタートアップ登録)されるため、スペックの低いPCでは動作が重くなる原因になります。
2. なぜ勝手に入った?感染・混入の主な原因
ESTARTは、何もない状態から単体で勝手にインストールされることは基本的にありません。主な原因は「他のフリーソフトとの抱き合わせ(同梱)」です。
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フリーソフトの導入時
便利ツールや動画変換ソフトなどを公式サイト以外(または一部の無料配布サイト)からダウンロードしてインストールする際、セットアップ画面に「E STARTをインストールする」というチェックボックスが用意されています。 -
同意画面の「次へ」連打
インストーラーの指示に従って「次へ(Next)」を深く考えずに連打していると、標準でチェックが入った状態のまま同意した扱いとなり、一緒にインストールされてしまいます。
3. ESTARTの完全削除(アンインストール)手順
ESTARTを完全に削除するには、「①アプリ本体のアンインストール」 と 「②ブラウザ拡張機能の削除」 の2つのステップを行う必要があります。
ステップ1:Windowsアプリ本体の削除
まずはPCにインストールされているESTART本体を削除します。
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「設定」を開く
キーボードのWin + Iを同時に押すか、スタートボタンの歯車アイコンをクリックします。 -
アプリ一覧を開く
- Windows 11:
アプリ>インストールされているアプリ - Windows 10:
アプリ>アプリと機能
- Windows 11:
-
対象ソフトを探して削除
検索欄に「E START」と入力し、該当する以下のプログラムの「…」または右クリックから 「アンインストール」 を実行します。E START アプリ-
E START アップデートセンター(存在する場合) -
E START デスクトップバー(存在する場合)
ステップ2:ブラウザの拡張機能を削除する
アプリ本体を消しても、ブラウザ側に「買い物ポケット」などの拡張機能が残っている場合があります。使用しているブラウザの設定を確認してください。
Google Chromeの場合
- Chrome右上にある パズルのピースアイコン(拡張機能) をクリック >
拡張機能を管理を選択。 - 一覧から 「買い物ポケット」 や 「E START」関連 を探す。
- 「削除」 ボタンをクリック。
Microsoft Edgeの場合
- Edge右上にある パズルのピースアイコン をクリック >
拡張機能の管理を選択。 - 一覧から 「買い物ポケット」 等を探す。
- 「削除」 を選択。
ステップ3:PCの再起動
削除作業が完了したら、一度パソコンを再起動してください。
再起動後、デスクトップバーや不要なポップアップが表示されなくなっていれば作業完了です。
4. 今後の対策(再発防止策)
今後、同様の不要ソフトを誤って導入しないためのポイントです。
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フリーソフトインストール時は「カスタムインストール」を選ぶ
「標準(Recommended)」ではなく「カスタム(Custom)」または「詳細設定」を選択し、余計なチェックボックスが付いていないか必ず確認しましょう。 -
「次へ」を連打しない
画面の文章(特に「〜に同意してインストールする」といったチェック項目)をよく読んで進める癖をつけましょう。
まとめ
ESTARTは危険性の高いウイルスではないものの、PCの動作を重くしたり不要な広告を表示させたりするため、不要と感じたら上記の手順で速やかにアンインストールしておきましょう。