はじめに
セキュリティソフト(Malwarebytesなど)でPCをスキャンした際、「PUP.Optional.Sogou」という見慣れない名前が検出されて不安になったことはありませんか?
結論から言うと、これは深刻なウイルスではなく、「ブラウザの設定を勝手に変えたり、不要な広告を出したりする迷惑ソフト(またはその残骸)」です。
この記事では、「PUP.Optional.Sogou」の正体と、検出された際の正しい対処法を分かりやすく解説します。
「PUP.Optional.Sogou」の正体とは?
「Sogou(搜狗 - ソウゴウ)」自体は、中国で広く使われている正規の検索エンジンや中国語入力ソフト(Sogou Pinyin)を提供する実在の企業です。
しかし、そのソフトウェアの配布方法やPC内での挙動に問題があるため、世界中のセキュリティソフトからPUP(Potentially Unwanted Program = 潜在的に望ましくないプログラム)として警告を受けます。
主な迷惑行為・特徴
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ブラウザの乗っ取り(ハイジャック)
Google ChromeやEdgeなどの設定を勝手に書き換え、ホームページやデフォルトの検索エンジンを「Sogou」のものに強制変更します。 -
勝手なインストール(バンドル)
海外(特に中国系)のフリーソフト、動画プレイヤー、無料ゲームなどをインストールした際に、チェックボックスを外し忘れると裏でこっそりインストールされます。 -
情報収集と広告表示
ユーザーの検索履歴や閲覧データを追跡(トラッキング)したり、デスクトップの右下などに不要なポップアップ広告を表示したりすることがあります。 -
アンインストールのしにくさ
通常のアンインストール手順を踏んでも、Windowsのレジストリ(システム設定)やブラウザの拡張機能に深く根を張り、自力で完全に消し去るのが難しいという厄介な特徴があります。
なぜ今になって検出されたのか?
あなたが意図的にインストールした覚えがなくても、以下のような理由で検出されるケースがほとんどです。
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フリーソフトの抱き合わせ
過去に海外のフリーソフトを入れた際、Sogou関連のソフト(検索ツールバーや中国語入力ツールなど)が一緒にインストールされてしまった。 -
システムに残ったゴミデータ(残骸)
以前にソフト本体は削除したつもりでも、ブラウザの設定ファイルやWindowsのレジストリ内に「Sogou」という名前がついたゴミデータ(残骸)がしぶとく残っていた。
対処法:迷わず「隔離」または「削除」でOK!
セキュリティソフトが検出した場合、そのまま「隔離(Quarantine)」または「削除(駆除)」してしまって全く問題ありません。
Windowsの正常な動作に必要なものではありません。むしろ放置するとブラウザの動作が重くなったり、意図しない検索結果を見せられたりするため、綺麗に消し去るのが正解です。
削除完了後の確認ポイント(念のため)
セキュリティソフトでの削除・隔離が終わったら、以下の点を確認しておくとより安心です。
- お使いのブラウザ(ChromeやEdgeなど)を開く。
- 「設定」から「検索エンジン」の項目を確認し、勝手に「Sogou」などが追加されていないか、GoogleやYahooなどのいつもの設定に戻っているかを確認する。
- 見覚えのない「拡張機能(アドオン)」がオンになっていれば削除する。
以上で対応は完了です。お疲れ様でした!