のスピンアウト記事です。
軽い気持ちでやってみたら案外ハマったので別記事にしました。
前提
- WSLが動いている
- linuxbrewが使える
- anyenvが使える
前提の手順については、上記記事をご参照ください。
1. rbenvをインストールする
anyenv install rbenv
超簡単!
うまく行かない場合はanyenvへのパスが通ってない可能性が高いと思います。
2. rubyをインストールする
私の環境ではここで問題が発生しました。
rbenvまでのパスも通したのに、rbenv: no such command 'install'
と怒られる
これはbrew install ruby-build
で解決できます。gccでもbuild-essentialsでもないんですね。ハマりやすいので気をつけて!
BUILD FAILEDになる
これはバージョンにもよると思いますが、現行で最新の3.0.3を入れようとすると「パッケージが足りてないので入れてね」と怒られていました。
私の環境で足りなかったのは以下の通り。
sudo apt install -y zlib1g-dev
これはエラーメッセージ内のTry running 'apt-get install -y zlib1g-dev' to fetch missing dependencies.
を落ち着いて読めば大したことないです。
だいたい公式サイトか、anyenv等を使用した場合に必要なパッケージが別途githubなどに書いてあると思いますので、そちらを参照するのが一番良い方法と思います。
3.rubyを実行する
ここでもハマりました。
インストールできたのにruby -vでCommand 'ruby' not found
になる
インストールが上手く行ってもパスを設定する必要があったりします。
echo PATH="$HOME/.rbenv/shims:$PATH" >>$HOME/.profile
exec $SHELL -l
ruby -v
anyenvを介さない場合、rbenvでinstallした状態でrubyにパスが通っているのですが、anyenvだとrbenvでrubyがインストールされるパスが異なるため?か、うまくいきません。
解決方法としては、anyenvのrbenvで入れたrubyのパスを指定してあげればいいです。
それでもrubyが実行できない
rubyのインストールができたら、rbenv global (バージョン)
もお忘れなく。
それでもうまく行かない場合
どうしてもうまくいかないなら、インストールするバージョンは最新版に拘らず、古いものを使う方法も検討してみるのも良いかもしれません。
あるいは、個人開発と割り切ってapt install rubyとし、ディストリビューションで管理してしまう手もあります。
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