「情報系に進路希望されている方向け:IT講師の「覚えなくていい」の本当の意味を知ろう」というタイトルだったが、学生色が強かったのでリスキリングリスキリング者も想定に含んでいる。
なお、実際に研修で使った資料だが、公開できる状態に変更している
というのも、本資料は別途スライドを併用しており、資料の補足教材としての位置づけであるため、本資料だけで研修を実施していない事に留意してほしい。
あくまで「覚えなくてよい」とはどういう状態であるか、に注目している。
覚えておくと良いもの
脳のキャパシティ(=学習疲れ)をなるべく回避するための道標として使って欲しい
理解しておきたいもの
めちゃくちゃ多いので、読んですぐ理解できなければ聞いてしまおう
今日学んで明日までに忘れることが目標
「はじめに」の目次(学習予定表)
- なぜこの作り(構成)になっているのか
- ITパスポート試験勉強をすること(受かることではない)が自身の今後にとってどのように活用できそうかイメージする
情報に関する理論
- アナログとデジタル
- デジタルが0/1で表現される理由と、デジタルでアナログを表現する方法
- ビットをバイトに変換する理由
コンピュータの構成とCPU
データの流れを追いかけよう
- 入力装置:ハードウェア→ソフトウェア
- 出力装置:ソフトウェア→ハードウェア
- 入出力の制御にはハードウェア起因の問題とソフトウェア起因の問題があるため「動かない」トラブルへの対応は慎重に切り分け作業を行うこと
- 制御演算装置:処理するもの。1秒間にどれだけ処理できるか(クロック周波数が多いか)が重要
- CPU: 汎用
- GPU: 画像処理(AI・ブロックチェーン)
- 主記憶装置:覚えておくもの。寝たら忘れて良い(揮発性)
- 補助記憶装置
読み書きの権限としてそれぞれにRAM/ROMがあり、目的に応じて使い分ける
なお、主記憶装置にも補助記憶装置にもRAM/ROMがあるため、混同しないように(DVD-RAM/ROM。電気屋を見てみよう)
AI:日進月歩の技術のため試験の出題傾向が読めないが、全部重要
- 機械学習
- 教師あり:予測:分類
- 教師なし:クラスタリング
- 強化学習:最適化
- ディープラーニングとニューラルネットワーク
- AIの問題点
- 過学習
- ハルシネーション
- 不適切な表現など
- ディープフェイク
知っておくぐらいで良いもの
テキストに書いているが、ここに書いてないもの全部
ただし、試験前に詰め込んだほうがいいものを以下に置く
試験対策で頑張って覚えよう編
特に言及しない限り、覚えるレベル1で良い
- 情報量の単位
- 10^3 = 1000ずつとしているが、厳密には2^10=1024であること
- 文字コードの種類と、日本語は2バイトで1文字
- テキストにマークしておこう! UTF8
- コンピュータの構成とCPU
- DRAM/SRAM
- 補助記憶装置
- ディスク装置
- RAID(0/1/5)
- 光ディスク
- フラッシュメモリ
- ディスク装置
- 確率と統計
- 順列と組み合わせ
- 平均
- 中央値・最頻値・範囲・分散・標準偏差
- 正規分布
- データの取り方が良くないケースだったり、データ自体が不正なケースなどもある
- 基数変換: 2 <-> 10 <-> 16進数