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Kiroはただのコーディング補助としても便利という話

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最近話題のAWS製IDE、Kiro。

「プロンプトから指示を送るだけで、仕様書からコーディングまですべてやってくれるすごいやつ」という印象が強いですが、実際に使ってみると、普通のコーディングアシスタントとしてもかなり優秀です。

私の使い方:エラー対応の相棒として

普段の開発では、Kiroを「0から何でもやってくれるAI」ではなく、既存コードのアドバイスをくれるAIくらいの感覚で使っています。

例えば、既存のプロジェクトを開いて作業しているとき。
ある箇所でエラーが出たら、Kiroにこんな感じで聞いています。

「○○すると××っていうエラーが出る。今開いてるファイルからエラーの原因を特定して、修正案を教えて。また、別ファイルでも修正が必要かもしれないから、影響が出るファイルと対処法を見せて」

プロンプトを読むと、Kiroは言われた通りにファイルを渡り歩き、エラー該当箇所+関連ファイル(別タブで開いているもの) の修正候補を出してくれます。

これが地味に便利で、「あ、このファイルのここも直さないと動かないのか」と気づかせてくれます。

そのほかにも、どこかに修正を加えたときにファイル全体を読み取らせて影響が出る箇所を探したり、冗長性を排除できるような記述をまとめて教えてくれたりとか、痒い所に手が届くような便利さがあります。

本来の使い方としては、がっつりVibe CodingしたりとかSpecで仕様書を作り込んでからコーディングもさせるというのが主だとは思いますが、個人的には既存プロジェクトの手助けとして使うほうが多いです。

こういう作業自体はChatGPTだとかClaudeでもできますが、関連ファイルが多いと、コードをコピペして聞くのが地味にめんどくさかったりします。

その点、Kiroならチャット欄に適当にプロンプトを入れるだけであとはまとめてファイルを見てくれるので、より手軽で便利です。

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