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【GA4】Google Analyticsで外部リンク先への遷移を取得する

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Google Analytics 4(GA4)では、ユーザーがサイト内から外部リンクに遷移した回数を簡単に計測できます。

この記事では、GA4の拡張計測機能(Enhanced Measurement) を使用して、外部リンクのクリックイベントを取得する方法を紹介します。

Google Tag Manager (GTM)も不要で、GA4拡張機能の利用はおそらく最も簡単な方法です。

外部リンクの遷移を計測する設定手順

1. GA4プロパティにアクセス

Google Analyticsにログインし、対象のGA4プロパティを選択します。

2. 「管理」からデータストリームを開く

  • 左下の 「管理」 アイコンをクリック
  • 「データストリーム」> 設定したいウェブストリーム をクリック

スクリーンショット 2025-08-05 110555.png

スクリーンショット 2025-08-05 110716.png

3. 拡張計測機能を確認・有効化

データストリームの詳細画面で、「拡張計測機能」 のセクションを確認します。

  • 「拡張計測機能」がオンになっていることを確認
  • 歯車アイコン(設定)をクリック

スクリーンショット 2025-08-05 110814.png

4. 「離脱クリック」を有効化

ここまで画面遷移すると、以下のような項目が出てくると思います。

  • ページビュー
  • スクロール
  • 離脱クリック(外部リンクのクリック)
  • ファイルのダウンロード
  • ...など

この中の 「離脱クリック」 が有効になっていれば、GA4が自動で外部リンクのクリックをイベントとして記録します。

スクリーンショット 2025-08-05 110907.png

外部リンククリックの確認方法

GA4の「探索」で設定する

1. GA4の左メニューから 「探索」>「空白」 を開きます

スクリーンショット 2025-08-05 111238.png


2. 左メニューの 「ディメンション」 を開き、出てきた項目から 「リンク > リンクドメイン or リンク先URL」と「イベント > イベント名」を選択。

※ 「リンク」に関しては、最低限、「リンクドメイン」or「リンク先URL」があればいいです。

スクリーンショット 2025-08-05 111722.png

スクリーンショット 2025-08-05 113314.png


3. 左メニューの 「指標」 を開き、「ユーザー」>「総ユーザー数」 を選択。

スクリーンショット 2025-08-05 111951.png

スクリーンショット 2025-08-05 112226.png


4. ドラッグアンドドロップで 「行」と「値」 を追加

スクリーンショット 2025-08-05 112407.png

スクリーンショット 2025-08-05 112440.png


5. 「フィルタ」 を設定する

スクリーンショット 2025-08-05 112713.png

ここまで設定すれば、外部リンクをクリックしたユーザーが数が見えるようになっていると思います。

しかし、なぜか空白の行がトップに表示されてしまいます。(ユーザー数を見る限り、これはおそらく自ドメインだと思われる)

これは外部リンクのクリックではないため、フィルタを使って除外します。

一番下にある「フィルタ」を開き、「イベント名」 を選択。

スクリーンショット 2025-08-05 114547.png


その後、マッチタイプを 「含む」 に設定、式には 「click」 を設定。人によっては 「Click」 も入れとくと無難です。

設定出来たら 「適用」 を押します。

スクリーンショット 2025-08-05 113950.png


これで先ほど出ていた空白行は消え、純粋な外部リンク遷移数を取得できるようになりました。

スクリーンショット 2025-08-05 114325.png

GA4では、従来のようなカスタムイベントやタグマネージャーの設定をしなくても、外部リンクのクリックを簡単に取得できます。ぜひ活用して、ユーザーの行動を詳しく分析してみてください。

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