Comet 3週間使用感レビュー
1. 情報収集能力はGPT-5と同等くらい
CometはPerplexityの検索技術とエージェントAIを組み込んでおり、ユーザーの問いに応じて文脈を理解し、調査・分析・実行まで一貫して支援します。
実際に使用してみると、情報収集能力はGPT-5と同等程度に感じられました。
ソースの数は最大20までとそこまで多くはないですが、他のAIよりもソース一覧が見やすいのが良いポイントです。
2. コーディング能力(主にWeb制作)はイマイチ
フロントエンド開発の支援においてはClaude Sonnet 4.5やGPT-5には及ばず、デザインセンスもあんまり良くありません。
とはいえ、コーディングが強かったとしても、それ自体がAIエージェントブラウザの優位性になるわけではありません。
コーディング作業をする場合にはそれに特化したAIを使うのがおすすめです。
私はClaude Sonnet 4.5とKiroをよく使っています。
下のページは、実際にCometに作ってもらいました。プロンプトは以前の記事のものを流用しています。
See the Pen Untitled by STELLAR INTER (@STELLAR-INTER) on CodePen.
3. ページ内の情報を調べさせるのにめっちゃ便利だった
AIエージェントブラウザならではの便利機能がこれで、ページ内の情報をコピペしなくても、勝手に情報を読み取ってくれます。
例えば、1ページで100個くらいあるデータの日付が全て降順で並んでいるか否かを調べる際に、CometのAIアシスタントがページ内の情報を取得し、簡単に確認できました。
これにより、いちいちGPTに貼り付ける必要がなく、作業効率が大幅に向上しました。
こんな人におすすめ
- Web開発者やデータ分析者
- 普段からGPTなどのAIで情報収集させている人 (Googleとかで自分で検索をしなくなった人)
- タブの整理が苦手な人 (Cometはタブをカテゴリごとに自動整理してくれます)